アジアの秘境といわれているミャンマー。
現在、日本人はビザなしで入国できますが2020年10月からはビザが必要になるようです。
そんなわけで、ビザがいらない今のうちにミャンマー観光をしておこうと思い訪れました。
今回は、首都ネピードで絶対に訪れておきたい観光スポットやギネスに申請中との噂のある高速道路、現地の宿泊ホテルについてお伝えします。
ミャンマーの首都「ネピード」とは?
ミヤンマーの首都は?と聞かれて「ネピード」と答えられる人はかなりのミヤンマー通です。
仕事など所要がない限り、訪れる機会はないと思います。
2006年に軍事政権が首都をヤンゴンから約320㎞内陸の「ネピード」に移転しました。
首都移転の理由は下記のような理由といわれます。
a. ミャンマー国土の中央に位置しているので広大な土地を収めるのに都合がいい
b. 海に面している場所は敵に責められると陥落しやすいので、安全保障の観点から内陸に移転させた
c. 未開の地だったため、首都機能を作りやすかった
世界1異様な首都の異名をもつ「ネピード」
ネピードの一番の見どころは、高さ99m金色に輝くウッパタ・サンティパゴダです。
ヤンゴンにある世界遺産のシュエダゴン・パゴダのレプリカですが、巨大な土台の上に建っているため本物より1m低いのに迫力満点です。
東西に設置してある無料エレベータを使って参拝します。
ネピードで一番驚いたモノは、片側10車線、両側20車線の高速道路です。
見渡す限り走っているバイクは10台程度、乗用車は更に少ないのに、この広過ぎる道路。車は最短コースを選び、バイクは木陰を好んで走っているように見受えました。
こんなに車幅のある道路を作ったのは、ギネスに登録してもらうためではなく、いざとなったときに航空機用の滑走路に使うのだとか‥‥(汗)
日本とは比べものにならないスケール感がこの町の見どころです。
ヤンゴンからの移動は高速バスで6時間
ヤンゴンから首都ネピードの移動は高速バスが一般的です。
ヤンゴン中心地から、北に位置するアウミンガラーバスターミナルまで、路線バスで移動します。
スレーパゴダ北のバス亭からの所要時間約1時間、料金は驚きの200チャット(約15円)。
巨大なバスターミナルと言いながらも屋根もない。
だだっ広い平野に各高速バスの会社がひしめき合い、利用するバス会社をより解りづらくしている。
客引きに目的地を告げれば、バス会社のチケットオフィスまで連れて行ってくれます。
彼らは客を案内することでバス会社から数百チャットを受取れる仕組みになっているようです。
ネピードまでは高速バスで6時間。
エアコンバスで片道7300チャット(約550円)。
ミヤンマーの公共交通機関は値段が安くて助かります。
ミヤンマーで走っている乗用車は日本の中古車、バスは韓国製が殆どです。
右側通行なので、お客さんの昇降を考えると左ハンドルのバスが使い勝手がいいのでしょう。
ネピードのバスターミナルは2か所あります。
始めに到着するミューママーケットで下車した方が、ホテルを探すのに便が良いと思います。
アウミンガラーバスターミナル0900発→ミューママーケット1500着
エアコンバス7300チャット(約550円) 30分程度の食事休憩あり
町に点在する立派なホテル
広大な土地に立派な道路が建設され、建物が密集することなく転々と配置されている!
それがネピードの町です。
どこへ移動するのにも車かバイクが必要です。
「水やフルーツが欲しい」、「食事がしたい」と思っても、暑い中、交通費をかけて買物に出かける気にはならないので、ホテルで全て完結させることになります。
私が宿泊したホテルは「VEGAS HOTEL」、本物のラスベガスのホテルのような天井の高さ、廊下の広さ、空調の効き方でした。
カジノはありませんが、おいしい食事ができるレストランを完備。
Wi-Fiもストレスなく使うことができました。
お客さんの中心は中国の団体客と日本人のビジネスマン。
バイクタクシーの手配はフロントでしてくれます。
1時間2000チャット(約150円)
朝8時頃から3時間チャーターすれば、気温が高くなる前にウッパタ・サンティパゴダ、20車線高速道路、ミューママーケットを回り、シャワーを浴びてチェックアウトすることができます。
まとめ
1. ミヤンマーの首都「ヤンゴン」は間違い! 正しくは軍事政権が作った計画都市「ネピード」。
2. 異様な計画都市の見どころは、巨大過ぎるパゴダと片側10車線の高速道路。
3. ヤンゴン、ネピード間は高速バスで6時間、始めにアウミンガラーバスターミナルを目指すべし!
4. 建物は密集ではなく点在しているので、ホテルにチェックインする前に必要なモノを買いそろえておきたい
ネピードに滞在した期間:2020年1月19~20日 この後は「世界遺産:バガン」に移動