オールドバガン、ニューバガンの敷地に乱立する仏塔。
歴史ある仏塔の前を通る僧侶や参拝者、牛や猿などフォトジェニックを楽しめる世界遺産。
死ぬ前に見ておきたい絶景を観るためにバガンを訪れました。
ミャンマー仏教の聖地「バガン」
11~13世紀、3千以上の仏塔が建てられ、鮮やかな白い漆喰で覆われていたパガン王朝の都バガン。
仏塔の骨組みのレンガがむき出しの現在と比べると、王朝時代の姿は、3倍以上キレイだったと想像します。
2019年7月ミャンマーで2件目の世界遺産に登録さたことで一気に来訪者が急増。
現地では、中国からの団体客、フランス人を多く見かけます。
バガン遺跡の入域料は2.5万チャット(約1900円)。
チケットオフィスの説明では有効期間は5日間、ホテルスタッフは1週間有効と情報が錯そうしています。
チケットオフィス前の看板 入域料2.5万チャット(約1900円)
ネピードからの移動は高速マイクロバスで5時間
首都ネピードからバガンを結ぶ路線を持つバス会社は2社しか見つけられませんでした。
1日の運航は昼夕2便と少ないので、早目にスケジュールを把握する必要があります。
私は夕方出発、バガン23時半着予定のマイクロバスを使いましたが、実際の到着は23時。
降りた場所は真っ暗で、バスターミナルというより、ただの枝道。
降りた場所で客待ちしていたトゥクトゥクと交渉してホテルに移動、約2㎞の道のりを4千チャット(約300円)支払いました。
町に入る前に、チケットオフィスで入域料2.5万チャット(約1900円)を支払います。
受取ったレシートのQRコードが大切らしいので、その場で写メしておくように言われました。
ミューママーケット1815発→バガン2330着の高速マイクロバス
料金は9500チャット(約720円) バガンまで休憩なし
荘厳なバガーン遺跡の見どころ
バガン遺跡の見どころはエーヤワディー川沿い5㎞、南北4㎞に集中しています。
自転車で回れる距離ではありますが、日中の気温がそれなりに高くなるので、Eバイク(電動バイク)で移動することをオススメします。
Eバイクはレンタルショップやホテルで貸出しをしていて、レンタル料は1日7~8千チャット(550~600円)。
朝or夕など1回利用3千チャット(約230円)とリーズナブルです。
Eバイクは、舗装されている道を時速40㎞で走り、大人が2人乗りしても移動できる乗り物です。
つまり、高い機動力がある分、アクシデントがあったときはそれなりの怪我をすることになるので、利用される方は操作に慣れてからスピードを出すようにして下さい。
ちなみに、ナンバープレートもついていません、ヘルメットも渡されません。
1日あれば、アーナンダ寺院やシュエズィーゴン・パゴダなど修復が済んでいるキレイな遺跡はもちろん、周辺の10か所くらいの遺跡を見て回れます。
各寺院により仏塔内に祀られているものが、大仏であったり、巨大な金色のお椀、寝仏、金色に塗られた岩などバラエティーに富んでいます。
ドミトリーから高級ホテルまでラインナップされている宿泊施設
さすが世界遺産の町、宿泊場所に困ることはありません。
どこのホテルもWi-Fiが使えて、朝食付きです。
私はニャウンウーといわれるエリアに宿泊しました。
ホテルが多いので競争原理が働いている、マーケットまで歩いて行けるので快適に過ごすことができました。
宿泊したホテルのオーナーは毎朝、托鉢する僧侶に食事を配る。
お経を口ずさみながら掃除をする熱心な仏教徒でした。
バガンの人々は、信心深い方が多く親切な風土があると感じました。
まとめ
1. 見どころ満載バガン遺跡、高い入域料を支払うのだから3日間は滞在したい
2. ネピードからの移動はバスで5時間、便が少ないので時刻表の確認は必須
3. Eバイクを使うと効率よく遺跡を回ることができるが、安全運転を心がける
4. ドミトリーから高級ホテル、宿泊施設のラインナップが用意されている
見どころ満載のバガン遺跡。
効率よく現地を回るのには、事前の情報収集をしっかりしておくことが大切。
3泊はしたいところですが、無理な場合は、シュエズィーゴォン・パヤー、ティーローミィンロー寺院、アーナンダ寺院、マヌーハ寺院に絞ってみるのがお勧めです。
早起きして、朝日に焼けるバガン遺跡は昼間の3倍キレイです!(詳しくは次回を参考にしてください)
バガンに滞在した期間:2020年1月20~23日 この後は「モンユア」に移動