「頭がいい人の読書術」 著者:尾藤克之

1冊の本を10分で読み、30分で記事にして、Yahoo!総合ランキングで1位をとってしまう、書評家の尾藤さんの読書術。
元から頭の回転が早い、小学校の頃から大量の読書をしている、今まで読んだ書籍の量が半端ないなど真似できない部分は仕方ないとしても、頭のいい人がどのような読み方をしているかについて知ることは、自分の読書を改善するのに役に立ちます。

1.ビジネス書を数十分で読むテクニックを解説

遅読家の私からすると、1冊の書籍を30分で読むこと自体が信じられないのですが、著者は10分でインプットすることができるそうです。
速読するのには、3分の1リーディング、タイポグリセミア現象など、時間をかけずに読むために使っているテクニックが解説されているので参考になりました。
特に3分の1リーディングについては、読む量が3分の1の量で内容をどの程度、把握できるのか?実践ページが用意されているので理解しやすかった。

私も読書のメリットを感じてはいるものの「全て読まないといけないと」といった固定観念があるため、読書が進まず、何冊かの書籍が積読になっています。読むスピードが上がることは、これらの書籍を片付けることができるばかりか、コンテンツの一部を自分の知識として活かすことになるので、効率のよい読書術は自己成長するために有益な事であることが解りました。

2. 本の大切な部分は全体の2割

「書籍も重要な内容は全体の2割」、「パレートの法則(2:8の法則)に当てはまることが多い。全体をまんべんなく読むよりも、重要な2割に時間を投入する方が効率よく読書ができる。」(尾藤さん)
先程の技法、3分の1リーディング、タイポグリセミア現象を活用して、全体を流し読みしながら大切な2割を探し出し、そこに時間をかけて読書することで効率のよい読書ができる。
まさに頭のいい人の読書術!無駄がないと感心しました。

時間はお金と同じくらい大切なものです。いくらためになる本だとしてもダラダラと時間をかけて読んでいては、時間を浪費することになります。
「本の要点を探し当て、エッセンスがつまった2割を熟読する」、残り8割に心残りもある気がしますが、効率よくコンテンツを抜き取るにはこの方法が有効であると考えます。

3.記憶に定着する読み方

「ただ、読了するのではなく、本を読む前に目的を明確にしておく。」(尾藤さん)
「ビジネス書は今抱えている問題を解決するためのもの『ためになった』で終わらせてしまってはもったいない。ペンで書きこむ、マーカーを引く、自分にとって重要な部分を繰り返し読んで記憶に残す。」(尾藤さん)
自分の問題解決のために本を購入。時間を投資して読書しても、得た知識を活かさなければ意味がありません。「読むことで何を得るのか?」読んだ後は、「得た知識をどう活かすのか?」この2つを意識するだけで、本から得られる知識量が大きく変わります。

私も、読んでよかった書籍についてブログで感想をアウトプットすることを始めました。といっても、10 分で読み30分で書くことはできませんが、この本で書かれていた要点を取り込むことで時間短縮をしてコンテンツを増やしていきたい。

4.本は何を読むかより、何を読まないかが9割

「ベストセラーや流行本の類は好んで読まないようにしている。なぜなら、みんなと同じ発想にかたよってくるから。人の発想は読むものからできていると考える」(尾藤さん)
言われてみたら、思考は、今まで読んできた本や映画など取り込んできた知識や情報の結果です。であれば、思考に影響を与える情報を事前に取捨しておくということも大切です。
また、ブログやSNS、YouTubeなど、個が情報を発信することが当たり前になってきた世のかなで、注目されるには、他人と違うエッジの立った人。
読んだことで何を得たいのか?を始めに明確にして本を選ぶことが大切な時代に入っていることに気づかされました。

まとめ

今回の書籍は読書術中心に書かれていますが、尾藤さんはアゴラやLIMOなど多くの媒体で記事を書きYahooの総合ランキングに入る常連。そんな尾藤さんの文章本も出ているので再読したいと思います。
お勧めは「あなたの文章が劇的に変わる5つの方法」。

本を読んで知識をつけて、アウトプットとして書評を書く。それにより、ブログのPVが上がる!結果、広告収入も増える。
読書を起点とした素晴らしいサイクルです。

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生方正
高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資を実施することで「億」の資産を築く。 アーリーリタイアを遂げたあと、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」、読売テレビ「す・またん!」 ラジオ出演:NHKこやぶとみちょぱのとりしらベイビー他 多数 掲載:「PRESIDENT」他 多数