先日、キッチンスケールを楽天市場で購入しました。理由は効率よくメルカリで断捨離をするのに、商品の重さを把握して発送することで送料と発送手続きを削減することができるからです。
同一の商品が同じお店で「送料込み980円」、「送料別791円」で販売されていました。お金に敏感な人はどちらを選ぶと思いますか?
1.どっちが得?送料無料と送料別の同一料金の買い物
同一の商品が同じオンラインストアで「送料込み980円」と「791円+送料189円」で販売されています。どちらの合計金額も980円。一見すると違いがないように見えますが、この2つの違いはなんでしょうか?
「どちらも同じ!」とすぐに回答した方は、お金に関して無頓着な性格かもしれません。
私だったら、合計金額が同じであっても得られるポイントのことまで考えて購入商品を選びます。楽天ポイントは100円につき1円が最低でも加算されます、前者は9ポイント、後者は7ポイント。つまり、送料込みを購入した方が2ポイント多く得られることになります。
「たかだか2ポイントか」と思われる方も多いかと思います。2ポイントだけであれば、買い方について検討する時間が勿体ないですが、楽天市場の買い物で最大の還元を受けられる人は144ポイントがもらえるのです。980円の買物で144ポイント。還元率は15%弱。ここまで違うと十分に検討する価値がでてくることになります。

2.生涯で換算するとバカにならない総額ポイント
もし、購入する物が100倍の98000円であったら、1%還元で980ポイント。16%のポイント還元が受けられる人は15680ポイント、半分の8%還元で7840ポイントになります。
900円の買い物でポイントを取り逃がさない人は、商品価格が高額になったときポイントを取り逃がすことはまずありませんが、数ポイントをないがしろにしている人はどうでしょうか?「この時ばかりは、もったいない」と取りに来る方もいると思いますが、「忙しい」、「体調がすぐれない」など、ポイントを取ることに頭が回らないシチュエーションで逃してしまうこともあるのではないでしょうか?
つまり、日頃からきっちりとポイントを取る人とそうでない人の差は生涯で考えるととんでもない開きがつくことになるのです。
3.使うことを前提に考えるポイント管理
効率のよいポイントのとり方が解ると面白いようにポイントが貯まるようになり、貯めたポイントに注視するようになります。しかし、せっかく貯めたポイントも失効させてしまったら始めからなかったことと同じ。
楽天の通常ポイントは有効期限1年。期間限定ポイントは月末まで、ポイントによっては15日のモノもあります。
私は、期間限定ポイントは買い物の都度消費をし、通常ポイントは1ポイントも使わないで貯めるようにしいます。何故かといったら、新たにポイントを獲得することで全ての通常ポイントの有効期限が1年延びるので楽天ポイントをため、海外に行く予定があるときに提携先のANAマイルに変換して使うことがもっとも効率がよいからです。
もちろん、飛行機に乗らない人は、楽天市場でポイントを消費してしまう。貯まったポイントで家族と食事する、車の給油に使う、リアル書店で本を使うなど、提携先が広がったことで、貯めるのも使うのも楽になり、ポイントの失効のリスクが下がりました。
まとめ
多くの企業が自社での買い物の特典として、ポイントやマイルを付けてくれる世の中になりました。以前は各社バラバラで発行されていたポイントもPontaやTポイント、nanacoといったように数社に集約されてきてもいます。
ポイントを取る、取らないは個人の自由ですが、効率よくとれる人とそうでない人では生涯得られる金額の差は数百万変わることになります。
