メルカリを使って家の不用品を断捨離しようとすると、品物の大きさに合わせた発送方法を選択する必要があります。
もし、適切な輸送手段が解らないと必要以上の送料を払うことになり、商品を売って得た利益を自ら削ることになります。
今回は、私がメルカリで商品を発送するときに心がけていることについてお伝えしたいと思います。
1.らくらくメルカリ便(ネコポス)
取扱店舗:セブン-イレブン、ファミリーマート、ヤマト運輸
大きさ:A4以内 厚さ:2.5㎝以内、重さ:1㎏以内、料金:全国一律195円
セブン-イレブンから発送する場合の手続き:商品が売れたら、メルカリアプリに必要事項を入力して「配送用のバーコード」を生成させる。
セブン‐イレブンのレジで、先程のバーコードをスキャンしてもらい、宛先が匿名の送り状と、それを入れるサイト連携専用袋を受け取り、自分で荷物に貼りつける。
レジで2.5㎝の厚みスケールで大きさを測定され問題なければ受理。
メリット
・セブン‐イレブン、ファミリーマート、宅配ロッカーPUDO。24時間出荷できる場所が多い
・レジでサイズを測定されるので、後日、サイズ不適格で戻されることがない
デメリット
・「ゆうゆう便」に比べ、20円料金が高いうえに、送れる厚さが0.5㎝薄い
・複数の発送がある場合、レジを占領することになり後ろに並んでいる人の視線が気になる

2.ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット)
取扱店舗:ローソン、郵便局
大きさ:A4以内、厚さ:3㌢以内、重さ:1㎏以内、料金:全国一律175円
ローソンから発送する場合の手続き:商品が売れたら、メルカリアプリに必要事項を入力して「配送用のQRコード」を生成。
ローソン店内に設置されているマルチメディア端末Loppiに生成したQRコードを読み込ませて「e発送サービス発送申込券」を発券してレジに提出。
あて先がマスキングされた貨物貼付用伝票と、それを入れるサイト連携専用袋を受け取り、自分で荷物に貼りつける。
レジで発送する荷物の大きさの測定は実施されないで、そのまま受理。
メリット
・1回辺りの送料が「らくらくメルカリ便」に比べ20円安いうえに、3cmの厚みの物を発送することが可能
・Loppiを使って、発送申込券を発券することができるので、レジの占領を減らすことができる
デメリット
・Loppiのアクセスが集中している時間は、発送申込券の出力に時間がかかる
・レジで荷物のサイズを測らないので、後日、サイズ不適格で依頼元に荷物が戻されることがある


3.厚み3㎝を超える荷物は「宅配コンパクト」
厚さ3㎝以上の商品の輸送費は跳ね上がってきます。
まず、利用したいのはヤマト運輸の「らくらくメルカリ便」の「宅配コンパクト」です。
70円(税込)の専用ボックス(内寸:縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cm)を購入する必要がありますが、送料375円で重量規定なしでセブン‐イレブンやファミリーマートから全国に発送することができます。
規定の厚みは5㎝ですが、多少の盛り上がりがあっても蓋が閉まれば発送できるケースが多いようです。
メリット
・この大きさで、全国一律375円で送れるのはコスパが高い
・折り畳み式の箱で組み立てやすいうえに、蓋に両面テープがついているので使いやすい
デメリット
・一度使った箱は、「宅配コンパクト」として再利用することができない

4.物販厚み5㎝を超える荷物は「レターパックプラス」
厚さ5㎝以上の商品に使いたいのは「レターパックプラス」です。
書類を送る時によく使われる輸送手段です。規定を調べると「A4サイズ/厚さ3㎝以上可」全国一律520円となっています。
つまり、商品を入れて蓋がちゃんと閉まれば、厚さに制限なく重さ4㎏以内のモノを520円で全国に送ることができるのです。
厚みが10㎝あるマグカップなども、レターパックプラスにキレイに折り目を入れることで、ルールの範囲内で送ることができるようになるのです。
メリット
・厚みのあるモノも入れ方次第でリーズナブルな価格で発送可能
デメリット
・最新の郵便ポストの投函口の厚さ4㎝に入らない物は郵便局に持込む必要がある

まとめ
ネコポス、ゆうパケット、宅配コンパクト、レターパックプラス共に一長一短あります。出荷に関するルールや出荷できる場所や時間を把握して、上手に使いこなせるようになると、余分な手間やコストを省き転売から得られる利益を高めることが可能になります。
