億万長者になる方法

海外不動産、引き渡し後に待っている4つの苦労!回避するのには、お金を支払うor自分で汗を流す?

心ワクワク、初の海外不動産の引き渡し。「明日からはホテル代を支払うことなくキレイな部屋に泊まれる」「プールに入れる」「ジムも使える」
現実はそんなに甘くありません。
むしろ、いくつかの苦難が待ち受けていることが多いです!

1 日本人の感覚と異なる不動産引き渡し

日本で不動産の引き渡しを受ける時は、隅々まで掃除が行き届いた状態が普通です。
しかし、発展途上国では、日本人の満足する清掃レベルではありません。
床にワックスがかかっていないのは元より、コンクリートの粉が薄っすら乗っているところもあります。
このことを指摘しても、デベロッパー経由で掃除業者を入れキレイになるのは数週間後、しかも、支払いは買主の負担になります。
実際に内覧時にてできることといえば、下記の5つのことを確認するぐらいになります。
(1) 契約時の図面と違いはないか?
(2) 壁や梁にヒビ割れや欠損がないか?
(3) ドアや窓の開閉がスムーズか? ドアのロックに引っかかりはなか?
(4) コンセントが全て使用できるか?
(5) 蛇口から水が出るか?排水したとき水漏れしていないか?トイレの水
  がちゃんと流れるか?

2 大掃除が終わらないと始まらないバカンス!

「郷に入っては郷に従え!」わかりました、自分で掃除しますよ!
自衛隊で培った掃除技術を駆使すればプロのクオリティに近づける自信はあります。
しかし、早くも問題が…(汗)
掃除をしようとしても道具がありません。

まず、雑巾やクイックルワイパー、床用ワックス、食器用洗剤、スポンジを近くのデパート内のスーパーで購入。
ほとんどの商品はパッケージの雰囲気で何かは解りますが、ワックスだけは、木製の床に使うタイプなのか?1缶でどれくらいの広さに塗ることができるのかなど、英語のできる店員を呼び出して商品を選ぶ必要がありました。
帰宅後、徹底的に汚れ落とし、水拭きを半日かけて実施しました。
続いて、日本から持ってきたボロタオルにワックスを染み込ませワックスかけ。
トータル5回塗りして、床に厚いコーティングを施しました。

けっきょく、バカンスの1日半を大掃除に費やすことになりましたが、床が傷つきにくくなった上に掃除が楽になることを考えると、若干ではあるが物件の資産価値を上げられたことに満足しました。

3 海外で家具家電を揃える苦難

この部屋のワックスかけは、ものすごく上手くいきました。
なぜなら、何一つ家具がなかったので物を動かす必要がなかったからです。
掃除の次にするべきことは、家具やエアコン、給湯器を備え付けることです。

バンコク市内には、当時アジア最大のショッピングモールがあり、IKEAや家電量販店、ホームセンター、無印やロフトなど生活用品が一箇所で揃うことを聞いていました。
さらに、モールの最寄り駅から無料送迎バスも出ていると言うではありませんか!

すぐに、地元でジャーナリストをしているタイ人にコンタクトを取り、買い物に付き合ってもらう約束を取り付けました。
彼女とは、約4ヶ月間、南極に行くプロジェクトで仕事をしていたので直ぐに快諾をもらうことができました。

彼女に時間を作ってもらえるのは週末の1日だけ、それに対して買い揃えなければならない物は、エアコン、給湯器、洗濯機、ポット、ベッド、マットレス、シーツ、クッション、枕、ソファー、シャワーカーテン、突っ張り棒、下駄箱、スリッパ、etc。
一緒に商品選びをしている悠長な時間がないことを感じていたので、前日に必要な商品の下見をしつつ、自分で持ち運べる買い物を済ませて当日に臨みました。

4 計画通りに進まない買い物

あらかじめ下見をしていたのにもかかわらず、すべての物を買い揃えるのに7時間もかかりました。
おまけに、配送依頼の手続きやエアコン、給湯器の取り付け依頼は全てタイ語。
タイの友人の助けがなければできなかった買い物だったことを痛感しました。

もちろん掃除や家具の取り付けを売主に依頼することも可能です。しかし、そこには実費の他に高いコストを払うことになります。
今回、コンドミニアムの部屋を快適にするまでに手間はかかったものの、すべて自分で行ったため20万円以上のコストダウンをすることができました。
また、現地で家具家電の調達する大変さを経験できたことは、とてもいい勉強になりました。

まとめ

1. 発展途上国のコンドミニアム引き渡しは、重大な不具合箇所以外は受入
 れられない。

2. 引き渡し後に掃除に取り掛かれるように掃除用具を持参する。

3. 海外で家具家電を揃えることは大変な作業なので、事前にどこで購入するのかなど情報収集をしておく。

4. 家具家電の配送依頼は現地語で書類に記入する必要がある。

この後、家具の搬入や給湯器の取り付け立会。
エアコン設置工事は2度リスケされ、取り付けが完了したのは帰国の途に付く30分前でした。
海外不動産を買う=資産ポートフォリオを安定させることになりますが、多くの苦労を伴います。
振り返えると、一番のメリットはこれら一連の経験をすることで自分のマネーリテラシーが高まったことです。

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生方正(うぶかた ただし) 明治大学客員研究員。 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、定額積立貯金、養老保険、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで億の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載中。 オンライン授業「Schoo」でお金に関する授業を担当中。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:FMカオン「スイングな夜」 ポットキャスト:「海外ブラックロード」「スタジオスモーキー」他 多数 掲載:「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「アゴラ」「AERA」他 多数