社会で生きていくのに必要不可欠な「お金」。
しかし、簡単には増やせるモノではありません。
貯蓄を積み上げるためには、「明確な目的」「ちょっとしたノウハウ」「継続力」が必要です。
一定金額が貯まっても、貯金をすることにストレスを感じていると気が緩んだ瞬間に散在していたなんてことも珍しくありません。
貯金を長続きさせるために大切なことは、お金を貯める目的を明確にすることが大切です。
1.無駄をなくす、支払いからポイントを得る癖が身につくと貯金が増える
取引銀行を変えるだけで、ATM利用手数料や銀行振込み手数料を無料にすることができるため月500円の出費をおさえることができます。
また、税金や公共料金の支払いを銀行からクレジットカードやnanacoカードにすることで、支払った金額の1~3%をポイントとして回収することができます。
このように、毎月余分に支出しているコストを見直し、支払いからポイント還元を得るだけで、月の支出が数千円変わるのです。
「月1000円変わったところで、大きな影響はない!」このように思われる方もいると思います。しかし、月1000円変わると1年で1.2万円。10年で12万円差がつくことになります。
さらに、毎月余分に支払っている携帯電話代やインターネット関連費、光熱費など生活の無駄を減らせると残るお金は増えるのです。
つまり、節約リテラシーが高まると、欲しいモノを我慢する努力をしなくても手元に残るお金が増えることになるのです。
2.支出に敏感になることで、貯蓄体質になる
支出に敏感になると洋服や飲み代、カフェ代など無駄なモノに支出しなくなります。
無駄なモノに支出しなくなると、生活費が減り、貯蓄しやすい環境になります。月1万円しか貯蓄できなかった人が、月3万円できるようになると年間36万円、10年で360万円積みあがることになります。
また、節約体質になると、収入が止まったとき、貯金を切り崩し生活しなければならないときの心配も軽減されます。毎月20万円の生活費が必要な人は100万円の貯蓄を5か月で使い果たしますが、月10万円で済む人は10か月間、借金することなく生活することができるからです。
出費を抑えた生活を身に付けることは、貯蓄スピードを加速させるほかに、収入が途絶えた後に困る期間を先送りにすることができるのです。
3.節約を突き詰め過ぎると、自分のやり遂げたいことを見失う
無駄な支出を抑えることを突き詰めると確実に貯金が積みあがります。
わずかな電気やガス代、食費まで目が届くようになると月10万円貯蓄することも難しくはありません。
しかし、気をつけなければならないのは、貯金を増やすことが目的になってくることです。
お金は、自分の可能性を増やす。価値ある経験を得るために使うモノです。身を削ってたくさん貯めた人が偉いという代物ではないのです。
お金は少ないより多い方が、より選択肢を増やすことができますが、稼ぐために時間を使う必要があるのです。
人間の寿命は永遠ではないうえ、自分が死ぬ日を知っている人はいません。
「10年間、ガムシャラに働いて貯蓄したあと、早期退職して秘湯巡りにでかける」こんな目標を立て資金を貯めても、旅に出た日に車に引かれる可能性だってあるのです。
大切なことは、自分がお金を貯める目的をハッキリさせることです。
目標が高ければ、達成に必要な資金を集めるのに時間がかかる、大きなリスクを取る必要もでてきます。もし、やり遂げたいことがお金を必要としないことであれば、明日にでもリタイアして実現に向けて動くこともできるはずです。
まとめ
人生を大きく左右するお金の量。増やすことに目が行きがちですが、初めは出ていくお金に注目して無駄な失費を削ってみてください。
この習慣が身につくと、貯金が確実に積み上がるばかりか、投資の基本的な考えも身につくことになります。

貯蓄をすることでお金だけでなく、時間の貯蓄、効率化になればいいなぁと思いました、
工夫次第で無駄は省く事ができるかもと思いました。
一杯工夫して無駄を省いてください。
今は無駄を減らしつつ、増やす方法を学ぼうと思います。
ぜひ、自分のために学んでください。