お金が貯まらない人に共通する5つの行動

私は1年の150日間、旅行をしています。
滞在する宿泊施設は別荘、ホテル、エアビー、ゲストハウスなど目的にあったエリアでコスパの高いモノを選びます。
他の宿泊者と距離が近いホステルやライダーハウスで、利用者の立振る舞いを見ると、お金が貯まる人、貯まらない人がなんとなく分かります。
今回は、「お金が貯まらない人に共通する5の行動」についてお伝えします。

1. 電気をつけっぱなし

「旅行に来ているときくらい電気の消し忘れくらいほっておいて欲しい」、「そもそも節電しなくても電気代の請求はこない」。
このように考えて行動している人は、お金との縁が遠ざかります。
自分に請求書が来ないので関係なさそうに見えますが、無駄に使った電気は、宿泊施設の経費を増加させ、宿泊料を押し上げることになるばかりか、日本のエネルギーを無駄に使ったことになります。
そもそも、「自分に火の子が飛んでこなければ関係ない」こんな考えで行動していると、いずれツケは回ってくるものです。

2. ゴミの分別ができない

ゴミの分別は自治体により大きく異なります。
コンビニ袋は可燃物に入れるのか?それとも、プラスチック?
ストローは、プラスチックではなく、専用の回収袋に入れる。
生ごみと可燃物は入れる袋は同だが、水分や匂いがあるので集積するゴミ箱が別。
といったように宿泊施設独自のルールが存在します。
私は、極力、チェックインしたときに分別ルールを質問しています。
なぜなら、分別を間違ったとき、後片付けをするスタッフに迷惑がかかるのが嫌だからです。
正確にいうと、分別しなかったゴミを分別し直すのがコストであること感じるからです。
いくら時給をもらっているからといってもやりたくない業務が増えると仕事を辞めたくなります。
つまり、やりたくないことを増やすことは無駄に人件費をあげる、もしくは、新たな従業員を雇る手間と経費をかけさせることになるのです。
お金が貯まる人は「自分の手を離れたゴミが、どのような影響が起こすののか?」そこまで考えて行動しているのです。

3. 共有で利用するスペースやモノを占有する

・キッチンに2つしかない2台のガスレンジを両方使って鍋料理をする。
・調理したフライパンや包丁、まな板をシンクに入れたまま片付けないで食事する。
他のゲストが利用しなければ問題ありませんが、利用したい人が現れた瞬間、迷惑をかけるのは占有している方になります。
鍋モノを調理するなら、電気ポットでお湯を沸かし、湧いたお湯を鍋に入れて調理時間を短縮する。
煮込んでいる間に、使った包丁やまな板を片付けてゴミを捨て次の人が使えるスペースをあける。
こういうミスを繰り返す人は、利用者全員が等しく共有スペースを使う権利があることが頭から抜け落ちています。
つまり、自分勝手とレッテルを張られ、いくら表面をとりつくろっても信用されることはない。
自ら他のゲストとの人間関係を断っているのです。

4. 度を越えた談笑や他人を不快にするリアクション

旅好きな人が集まるホステルでは、旅行談義に花が咲きます。
とっても楽しいひと時であり、話の内容によっては、人生を変えるくらい価値あるモノもあります。
価値ある話だからといって、宿泊客全員が話に参加するワケではありません。
仕事をする人、本を読む人もいます。
そんな共有スペースで、我物顔で大笑いすることは、会話に参加しない人からしたら迷惑でしかありません。
大笑いすることを否定しているワケではありません。
そういう時間も必要だと思います、しかし、度を越えた音を発する。
自分の存在感を示すためにとる不自然なリアクションは他人を不快にします。
もし、そのように思われてしまったら、後日つながることができた価値ある人間関係をマイナスから始めることになります。
つまり、簡単に得ることができた情報を自ら遠ざけてしまったのです。

ホステルの共有スペース

5. 暴飲暴食を繰り返して運動しない

朝5時頃、目覚めるとベッドの中でスナック菓子を食べる。
7時過ぎに起きて朝食を作り喫食。
食後は映画を視聴。飽きたら、タブレットでゲーム。
体を動かす機会は食材を買いに行くスーパーの往復だけ。
お酒もタバコも嗜まない、楽しみには「食べること」と「映画鑑賞」。
歯を磨く姿を見たことがないので、シャワーに入ったときに1回だけ磨いていると思われる。
増加する体重も気にすることなく、生活改善する気はさらさらない。
金銭的にいつも困窮しているため、携帯代、宿代の請求に追われ、機会ある度に人の支払いを当てにする。
腕に覚えがある職人のようで「次の就職先は決まっている」、「職に就くまでの1週間だけ宿泊する」。
そんな風にいっていましたが、3週間同じベッドに寝ていました。
お金に関する知識も人生の目的もないため、「食べて、映画、ゲーム」することを繰り返していました。
健康の有難さに気づくのは大病を患ったあと。
それまでは、目の前の快楽に目を奪われて生きている典型的な駄目人間。

まとめ

お金が貯まる人は、ゴミを分別した場合しなかった場合、起こり得ることまで考えています。
つまり、自分のとる行動の先の先まで考え行動しているのです。
日常生活の行動が、何にどのような影響を与えるのかを予想することは簡単にできるうえに、読み間違えても大きな損害にはなりません。
実際に投資を始める前の練習だと思い、自分のとる行動の先にどんな変化が起こるのか考える癖をつけてください。
この能力が身に付くと、投資をするときに大きな助けとなるはずです。

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生方正
高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資を実施することで「億」の資産を築く。 アーリーリタイアを遂げたあと、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」、読売テレビ「す・またん!」 ラジオ出演:NHKこやぶとみちょぱのとりしらベイビー他 多数 掲載:「PRESIDENT」他 多数