脱皮を繰り返して成長する「ヘビ」。生命力の強さにあやかり、ヘビ革の財布で金運をあげる。
「フクロウ」の小物を財布に入れておくことは苦労を避ける(不苦労)。このようなゲン担ぎをされる方もいます。
私は、公務員をしながら、投資により「億」の資産をつくりアーリーリタイアをしました。
合理的に物事をとらえるため、そのようなゲン担ぎに釣られて財布やお守りを買うことはありません。
今回も辛口な私が「ゲン担ぎ」について解説いたします。
1.札束を入れるゲン担ぎ
100万円の束をお財布に入れて運気をあげる人もいます。
確かに、運気は上昇しそうな気もしますが下記の様なデメリットがあります
・大きい長財布でないと入りきらない
・かさばるため持ち歩きに不便
・落としたり、すられたりしたときの損害が大きい
・財布にいれている100万円の運用ができない
こんなにマイナス要素があるのに、私の知人は100万円を入れて持ち歩くことをトレードマークにしています。
理由はネットワークビジネスをしているため、金回りがいいアピールをするためです。
本当に、資産数十億ある方なので、100万を失っても大した痛手にはならないばかりか、新たな武勇伝とするはずです。
自分のブランディングに札束を使うことで、実入りを増やす人がいることにビックリです。
見解:100万円束を財布に入れて持ち歩いていいのは、持ち歩くことで収入を増やせる人
2.1万円札を多目にいれておく
「お札は寂しがり」「集まっている所に集まる性質がある」
だから、多めに1万円札を入れるようにする。このようなゲン担ぎもあります。
確かに、懐具合がよければ心に余裕をもって店員と話をすることができます。
しかし、時代はキャッシュレス社会。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、殆どのお店で使える世の中になり、現金決済にこだわる方が損をすることになります。
そもそも、現金を持つことは、銀行で出金する手間、ATM利用手数料や交通費がかかることを考えるとコストです。
それに引き換え、キャッシュレス決済であれば、出金の手間がないうえに、マイレージやポイントを稼ぐことも可能です。
私は財布の中に入れる1万円札は1枚と決めています。
それは、ゲン担ぎのために折り込んだ「1憶円札」で使うつもりがないお金です。
もし、高級レストランやクラブなどの支払いで割り勘になった場合は、後日銀行振込、もしくは、その場で、LINEペイで済ませます。
見解:今の時代、現金を持つこと自体がコストである。
キャッシュレス決済を上手に使って、持ち歩く現金を減らす方がでていくお金を減らすことになる。
3.お守りをつける
財布の中に亀や七福神をかたどった金属の縁起物、財布の外にお守りやストラップをつけることでゲン担ぎする人もいます。
小銭入れに縁起物を入れると、小銭を出す度に邪魔になります。また、財布を傷つけることになります。
財布の外につけるストラップやお守りも、毎回、出し入れするときに邪魔になることを考えると付けないのにこしたことはありません。
お財布は、ほぼ毎日使うモノです。3年間使えば、最低でも1000回以上、不便を感じながら出し入れすることになります。
さらに、その要因を作り出すモノに自ら支出をしているのです。
どうしても何かつけたい人は、鈴をつけるのがオススメです。
鈴の音は邪気を払うといわれています。
何より役に立つのは、落としたときに気づけることです。
見解:ゲン担ぎのために、縁起物やお守りをつけてお金の出し入れを不便にするくらいなら、鈴をつけて落としたことに気づく備えをしておく。
4.中古の財布を使うことを避け、金運を下げないゲン担ぎ
中古の財布を使うことは、前の持ち主の金運を引き継ぐことになるといわれます。
前の所有者によっては、失費が増えて金運を落とす可能性があるということです。
しかし、前の持ち主が金運に恵まれた人だったら、良い状態からスタートすることができるはずです。
確実なお財布のゲン担ぎは、お金持ちの財布を譲ってもらうか、お金を渡して購入してもらえれば、いい財布を手にすることができます。
中古市場で状態のいいブランド物の財布を選ぶことは、それだけで支出を抑えたことになるので、悪いゲン担ぎと決めつけることは早計です。
肝心なのは、あなたが、手にした財布をどの様に取り扱うかが肝なのです。
見解:新品の財布にこだわるよりも、札の向きをそろえる、不要なモノを入れない、キレイな状態を心がけることに気を配った方が金運はあがる。
5.財布の素材は天然の皮革(ひかく)がよい
2人の100億を超える資産家に会ったことがあります。
1人はビジネスで成功され、ゲンを担ぐ方でした。オススメしていた財布は、牛革の長財布でした。
一方、投資で成功された方は、ゲン担ぎに無頓着でした。なにせ、本人が財布として使っていたのはセロテープで補強した便せん。
また、本人はお金を動かす単位が大きすぎるためスーツケースやユニクロのリュックサックで札束を運んでいました。
どちらも凄い方に違いはありませんが、投資家の方は資産100億あるのに立派な財布を持っていないことに残念な印象を持ちました。
ゲン担ぎをしなくても、財布くらいは立派なモノを持ちスマートに会計を済ませた方が金運は高まるように考えます。
見解:ゲン担ぎを気にしない人でも他人から見られる機会が多い財布は、キレイなモノを使う。
まとめ
金運アップの習慣にあれこれと気を使うことも大切ですが、一番、金運をあげる方法は、自分で稼ぐ力を身につけることです。
昔から言われている言葉に「人知を尽くして天命を待つ」が示す通り、自分でできることを全てやったあとに神頼みする。
お金を増やすために、色々なゲン担ぎをされている方は、一度、立ち返ってみてください。

長財布と折り畳み財布、今までは長財布がいいと思っていましたが、折り畳み財布でもかもと思いました。財布にフォーカスしてみます^_^
はい、色々と考えて行動することに意味があります。
「良いと言われてるから」と人から聞いたことを考えずに実行するのではなく、自分にとってどんなメリットがあるのかを考えて実行することが大切だと思いました。
はい、メリデメを考えてから行動することも大切です。