ワーケーションで滞在した沖縄。1月は雨の日が続きましたが2月に入ると晴れの日が多くなり出かけるのに適した気候になります。
今回は長期滞在した石垣島を原付バイクで一周した経験についてお伝えします。
島内一周するのに、コスパ最強「レンタルバイク」
160の島から成り立つ沖縄。その中で3番目に大きいのが石垣島です。
その面積は、さいたま市と同じくらいですからかなりの広さになります。
石垣島の外周道路の走行距離は約140㎞。原付バイクで1日かけて周るのに丁度いい距離です。
私がレンタルショップ「くまのみ・れんた」で借りたのは、排気量50㏄のスクーター。
1日(9~18時)のレンタル料2300円。24時間借りても2500円。
無料でヘルメットも借りられるので、とってもリーズナブルな料金です。
車体は比較的新しいヤマハJOG。前にカゴがついていたので、ツーリング中にとっても役に立ちました(どのように役に立ったかについては後ほど)
JOGの燃料タンク容量は4.5ℓ。1ℓで40km走ると仮定すると180㎞走行できるので無給油で島1周することが可能です。
石垣島の主要交通手段は乗用車ですが、交通渋滞するのは、ホテルやお店が集中するフェリー乗り場周辺、そこ以外は快適に通行ができます。
琉球観音崎灯台、島一周経路上に在るお手軽観光スポット
今回、私は時計回りで島を一周しました。
出発地点は、石垣島の繁華街のある島の南側。
初めに現れる見どころは西に5㎞進んだ島の南西端に位置する琉球観音崎灯台です。
緑が茂る小高い丘に建つ白い建物はとっても風情があります。
特別な観光スポットではありませんが、西側にある人気観光スポット「御神崎」に行く道中にあるため、寄って損はありません。
天気がいい日は、この小高い丘から、竹富島や小浜島がキレイに眺めることができます。
御神崎(うがんざき) 石垣島最西端の灯台が織りなす大パノラマ
出発地点から20㎞、島の西端付近にせり出す岬。
ごつごつとした巨岩と南国の植物、高さ17mの立派な灯台が絶景を醸し出しています。
岬の先端は断崖絶壁、人が通る道が整備されていないので、足を踏み入れるにはそれなりに危険を伴います。
岬の突端の巨岩の上に登りましたが、絶景の他に見られたのは、岩の隙間に並べられた大量の小銭。
照り返す太陽と、吹き付けられる潮風により表面は腐食しています。
年に何度も台風が通過していることを考えると、これだけの小銭が残っていることにビックリ。ひょっとしたら、何かしらの力が働いているのかもしれません‥‥。
今回は日中に訪れましたが、機会があったら日没時に訪れて、沈む夕日を眺めてみたいと思います。
川平湾(かびらわん)、海の色が時間と共に変化する景勝地
海の色が光や潮の加減により変わる、石垣島を代表する景勝地。
1997年に「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝に指定された場所です。
白い砂浜が広がる湾内でシュノーケリングやグラスボート(遊覧船)などのアクティビティが楽しめる場所です。
今回のツーリングでは高台から景色を眺めるだけで終わりましたが、次回はシュノーケリングに挑戦したいと思います。
平久保崎(ひらくぼざき)石垣島最北端の観光スポット
スタート地点から100㎞。270度キレイな海が広がるパノラマが見られる場所です。
エメラルドグリーンに輝く海、青い空、緑の大地に高さ13mの灯台。
映画のロケ地に選ばれる、まさに、映える眺望ポイントです。
コロナ渦で観光客が激減していた時期なのに、10台止められる駐車スペースが満車になっていました。
駐車スペースをあまり気にしなくて済むバイクは本当に便利です。
玉取崎展望台、石垣島を代表する展望台
スタート地点から110㎞地点。
島一周の経路上にある石垣島を代表する展望台です。
キレイに整備された道と植栽。立派な東屋からは北に平久保半島、東に太平洋を望むことができます。
駐車場やトイレ、お土産屋さんが完備されているので、時間を長めにとって雄大な景色を眺めないと損するポイントです。
島一周をしながら収穫できるパパイヤ
石垣島を一周しているときに気づいたのが、野生のパパイヤが自生していることでした。
波照間島に宿泊した民宿のご主人が道路脇に生えているモノを摘んで、夕食にチャンプルとして出してもらった経験にならって採取することにしました。
立派なサイズにこだわらなければ、山道や海岸などで結構な量を採れるのでバイクのカゴは一杯になりました。
収穫した実は、宿で知り合った旅人達と一緒にチャンプルやスープ、ソムタム(サラダ)として分かち合いました。
畑や庭で栽培されているパパイヤもあるので、採取するモノは、地権者がいない山や海岸からにしましょう。
まとめ
原付バイクで島内を周るのはとっても経済的で快適ですが、路面が濡れていればスリップしますし、転倒すれば怪我をすることになります。
運転には長袖や手袋を身に付けて、怪我から身を守ると共に紫外線から守る対策をしておくことが大切です。
また、普段、バイクに乗り慣れていない方は、乗りカンを掴んでからスピードを出すなど、リゾート気分につられて安全面をおろそかにしないように島一周を楽しんでください。
石垣島を訪れた期間:2021年2月5~27日
石垣島、いいですね。原付バイクで自由に動けるのがいいですね。南の島、一度行ってみたいです
はい!是非、訪れてみてください。
国内でも野生のパパイヤが自生しているところがあるんですね!安全は旅において重要ですね。気をつけます。
沖縄は発見の多い島です。
ブログ拝見しました。
石垣島、西表島、竹富島は今から30年位は前に、行きました。石垣時はホテルの宿泊の拠点だった為周遊していないのでとても興味深い記事でした。
実際、石垣島と与那国島では方言等違いはいかがなのでしょうか?島により違いがかなりあると会話も通じないと聞いたことがあります。
島により方言が違う!意外です。
今月、再訪するよてなので聴いてみます。