死ぬ前に達成しておきたいことの1つに「バイクで日本一周」があります。
この夢を実現するために旅にでました。
バイクは昨年、店頭で見かけて即決したホンダ・ハンターカブ。
排気量125㏄、高速道路を走れないため3分割して周る予定です。
今回は横須賀からフェリーで北九州の門司、100㎞自走して別府。
フェリーで四国に渡ったのち、時計回りで一周したあと“しまなみ海道”経由で瀬戸内海を渡り陸路で東京に戻る予定です。
ツーリングのルール
(ア) 期間は9月29日~10月10日。
(イ) 搭載する荷物を減らすためにキャンプ道具なし、宿泊はビジネスホテルか旅館。
(ウ) 出発前の走行距離は7000㎞。ツーリングで気づいたカブのいい点悪い点をブログにまとめる。
神戸から岡崎、7時間のナビ移動
この日は朝9時半に神戸市内のホテルをチェックアウトして東を目指しました。
関東で生まれ育った私は関西の土地勘がありません。
設定したグールグマップが間違った経路を示しても気づけません。
であれば、悩む時間が無駄と考えてナビに従い走り続けました。
理由は、暗くなる前に愛知県、岡崎市に辿り着いておきたかったからです。
結局、給油やトイレ休憩、食事する時間を含め7時間で愛知県岡崎市に到着しました。
ハンターカブのタフさを再認識。
バイクと一緒に泊まれる「レッドバロン」の宿泊施設
暗くなる前に岡崎に到着したかった理由は、2週間のツーリングで汚れたバイクを洗車したかったからです。
私がバイクを買ったお店は「レッドバロン」。
日本全国に店舗があるため旅先でオイル交換や修理ができる利便性の高いバイク屋ですが、4軒の宿泊施設も運営しています。
今回はライダーにとって便利で快適、とってもにユニークな宿泊施設「バイクステーション岡崎」についてお伝えします。
施設の場所は東名高速岡崎インターから15分。
「レッドバロン」の本社工場の隣りにあります。
駅から遠い大きな工場に隣接しているだけあり、便のよい場所にあるとはいえません。
しかし、駐車場もないこの宿泊を利用するのはライダーだけなので不便はないと思います。
むしろ「自分のバイクを販売してくれた本社工場を見ることができた」「自分のバイクを里帰りさせた」このように思えます。
施設は2階建て、シングル13室、ダブル2室。
バイクの工場を思わせるようなシンプルな造りで掃除も行き届き気持ちよく過ごせます。
チェックインを済ませて、初めに驚いたのはバイクを駐輪する場所です。
1階の宿泊者は部屋の中にバイクを停めることができるのです。
バイクを風雨から守ることができるうえに、キャリアに入れている荷物の取り出しがとってもスムーズで快適に過ごせます。
各部屋エアコン完備、パイプベッドの下に荷物を収納できるスペースが設けられている、まさに「ライダーのための部屋」
タオルなどのアメニティやWi-Fiがない、ベッドのマットが薄くて若干寝づらいなどマイナス点もありますが、その分、安いコストで宿泊できます。
共用キッチンには、冷蔵庫や電子レンジ、ポットが完備されています。
2度宿泊しましたが、ここでカップラーメンを作っている人を見ましたが、宿泊客どうしが談笑している姿は皆無でした。
バイクの話は勿論、オプションパーツや旅に関する情報交換ができる機会なのに活用されていないことが勿体ないと感じました。
トイレ、洗面所、シャワー室、洗濯機スペースは同じエリアにまとまっています。
シャワー室にはシャンプー、ボディーソープが設置されています。
洗濯機、乾燥機も無料で使えるうえに、洗濯洗剤も準備してくれています。
さらにありがたいのは、屋内洗車場がついていることです。
洗車に必要なブラシやタオル、バケツを完備。カーシャンプーまで使えるのですから、いたせりつくせり。
私はここぞとばかり、四国の山中を走破した時にこびりついた赤土を落としました。
まとめ
バイク乗りのオアシス「レッドバロンのバイクステーション」
宿泊費等の情報は下記になります。
会員料金 :2200円/1人
ビジター料金 :4400円/1人
チェックイン :3月~10月 15:00~20:00
:11月~2月 15:00~19:00
チェックアウト:10:00
三河地方を通る際、中継地点として立寄るのにピッタリな施設だと思います。
愛車と同じ部屋で泊まれるコンセプトが素晴らしいので、ビジターの方も1回、宿泊しても損しないと思います。
本日の走行距離 :235km
翌日、岡崎~東京:345km
バイク全走行距離:2917km
フェリー移動距離:1035km
合計 :3952km
消費したガソリン:42.07ℓ
ガソリン代 :6607円(平均157円/ℓ)
燃費 :69.3/ℓ(出発と到着時の残量が違う為参考値)
バイクの宿泊先、最高ですね
ハンターカブのタフさもよく解りました^_^
バイクがあれば、車もいらないかもと思いました^_^
お子さんがいると何かと車は必要だと思いますが、通勤をバイクにすることができれば2台所有を1台に減らせると思います。
※雪国は除く