深夜にコルカタ空港に到着した私は空港のベンチで夜を明かし7時に活動を開始しました。
なぜ、7時からだったかというと、空港と市内を結ぶ空港バスが0720に発車するからです。
今回は、コルカタ空港から市内に移動するときに便利なエアポートバスについてお伝えします。
コルカタ空港からの移動は一択、エアポートバス
コルカタ空港から町の中心まで直線でおよそ20㎞。
ボッタクリタクシー運転手とのやり取りに腹が立っても、大きな荷物を持つ旅行者が徒歩で移動できる距離ではありません。
そんな人におススメな移動手段がエアポートバスです。
乗場は、第2ターミナルを出て右に200m歩いた突き当りの停留所(Airport AC Bus Stand)。
行先により異なりますが、始発は7時、最終22時。
私はサダルストリートに行きたかったので「Esplanade」を経由するAC-39のバス乗務員に確認すると「今日はルートが異なるので『Esplanade』を通らない」。
でも、「『City Centre』を通るからそこから地下鉄で動けばいい」と返答すのです。
路線バスのルートが曜日によって変わることがあることが信じられませんでしたが、「インドだとなにがあってもおかしくはない」。
「『City Centre』まで行ける便を見つけただけでも儲けもの」。
何も悪くない利用者側がこんな風に思うのですから、インドの時空はゆがんでいるのかもしれません。
料金と車内の様子
5分遅れで出発したエアポートバス。
始発から5分遅れる意味が分かりませんが、5分しか遅れなかったことが凄いのかもしれません。
1月の朝7時。インドといえど肌寒い気候なのにエアコンを効かせています。
「ACバスなので入れることがおもてなしなのか?」不思議です。
出発時、乗客5人。
経営が心配になりましたが、次々に乗客が現れ8割方埋まります。
運賃の支払いは、5㎞程進んだ辺りで乗務員が回収に来ます。
徴収された金額は40Rp。
あとから気付いたのですが看板に表記されていた金額は30Rp。
発行されたレシートに40Rpと表記されていたので、看板の方に値上がりが反映されていないだけかもしれません。
「City Centre」までの乗車時間は約1時間。
ここまで来れば、町の中心なので、地下鉄もローカルバス、徒歩での移動もできるのでかなり安心です。
経路と料金は下記写真を参考下さい。
タクシー料金の1/10、とっても快適
初めて降り立った空港から市内の移動は大変に緊張するものです。
ましてや、常識が通じないインドならなおさらです。
バスの10倍の料金を支払うタクシーを選択したら安全というワケではありません。
走り出してしばらくすると、他の乗客が乗って来た。
旅行会社に連れていかれ高額なツアーに申し込みすることになった。
など、トラブルに巻き込まれることもあります。
私は、トラブルを避けるために町までのアクセスは電車、バスなど、他の利用者の目がある乗り物を選択しています。
空港出口からエアポートバス乗り場に移動中に「バス乗り場は反対側だよ」といわれ、迷った挙句にタクシーに乗った日本人もいました。
そうならないためにも、運行時間内は安全で安価なエアポートバスを使ってください。
乗場は下記です。
まとめ
人口450万人のコルカタは、昔からの大都市であり、バスはもちろん、地下鉄が張り巡らされており交通機関が発達しています。
Googleマップを見ればストレスなく、片道10Rpで市バス、地下鉄に乗れるようになります。
是非、空港から中心部へのアクセスをエアポートバスで移動したあと、徐々に土地勘をつかんで公共交通機関を使い倒して下さい。
次回は、「コルカタの公共交通機関5選」をお伝えします。
訪問時期:2024年1月
1Rp=1.8円