死ぬ前に達成しておきたいことの1つに「バイクで日本一周」があります。
この夢を実現するために旅にでました。
バイクは買って間もないホンダ・ハンターカブ。
排気量125㏄、高速道路を走れないため日本を3分割して周る予定です。
今回は西日本、九州、四国を周って日本海沿いで帰宅する予定です。
本日4日目、下関から久留米までの移動です。
ツーリングのルール
・ 期間は5月2日~27日以内。
・ 搭載する荷物を減らすためにキャンプ道具なし、宿泊はビジネスホテルか旅館。
・ 出発前の走行距離は500㎞。オイル交換後、初めてのロングツーリング、カブのいい点、悪い点を洗い出してブログにまとめる。
長距離ツーリングに必須なチェーンオイル
この日は朝から生憎の天気でした。チェックアウトギリギリまで部屋で柔軟体操をしてコンディションを整えました。
また、出発前にチェーンに注油しました。
既に1100㎞走行したので、注油するタイミングは遅かったかもしれませんが、ジョイント部分から1コマずつ内側、外側に油を差しました。
注油をすることで、チェーンの錆付きを防止できるほかに、摩擦が軽減され走りがスムーズになり異音を抑えることができます。
注油するタイミングは500㎞に1回。もちろん、使うオイルの粘度や車重、乗り方によって変わるとは思いますが、雨に当たって流れることを考慮するとコマメに注油しておくに越したことはありません。
長距離ツーリングに出かける方は1本積んで出かけることをオススメします。
※あとで分かったことですが、油が染み込むまでに時間がかかるので、出発直前ではなく、前日、走り終わった後に注す方が効果的であり、飛び散りを減らすことになります。
本州から九州に渡る3つの方法
本州から九州に渡る方法は3つの方法があります。
⑴ 関門橋‥‥自動車専用道路のため124㏄のカブは利用することはできません
⑵ 関門トンネル‥‥51㏄以上の原付は通行可能
⑶ 関門トンネル人道‥‥歩行者はもちろん、自転車や原付の歩行も可能
前日、ホテルのスタッフに関門トンネルについて詳しく聞いたので、迷うことなく行くことができました。
関門トンネルの入口は下記のような料金所が建っています。
普通自動車:160円、軽自動車:110円、原付バイク:20円。
料金所で財布を取り出し小銭を出し入れするのが嫌だったので、ジャンパーのポケットに入れたクレジットカードを係に手渡して会計を済ませました。
20円の会計にクレカを使う人は珍しいようでしたが、手にしていた小銭を捨てて、テキパキと対処してくれました。さすが日本、顧客対応がスピーディー。
このトンネルが開通したのは1958年3月。全長は3461m。
50年以上前に造られたトンネルのため十分な広さはありませんが、きちんとメンテナンスされていて走りやすい道路でした。
ただし、地元ナンバーの車は取り締まりされない区間だからなのか、猛スピードで飛ばすので恐怖を感じました。排気量の小さいバイクで通行する人は、できるだけキープレフトで道を譲って下さい。
その方が安全です。
福岡県にある見どころ「太宰府天満宮」
太宰府天満宮は、菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られている神社です。
幼少期より学問の才能があり、努力を重ねたことで一流の学者・政治家・文人として活躍された道真公にあやかり、「学問」「至誠」に御利益があるのだとか。
学問に関して既に手遅れ的な私ですが、重要文化財に指定されている本殿や天然記念物のクスの木、美しい庭園を楽しむことができました。
特に、私が感動したのは、渡るだけで邪念を払うといわれている大鼓橋付近にある大木の枝を覆っていた見事な「苔」でした。
参道もお土産や食べ物屋さん、カフェで賑わっています。
年間参拝者が1000万人以上押し寄せる場所、これだけでとんでもない経済波及効果を生み出す場所です。
ここに来たら食べておきたいのは「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」です。
梅肉が使われた食べ物ではなく、表面に梅の刻印が入ったアンコ入りの餅です。
香ばしさとモチモチした食感が特徴で食べても損はありません。参道内にある複数のお土産屋さんの店頭で焼かれていて1個130円で購入できます。
太宰府天満宮は参拝者用の駐輪場は準備されていません。
私は、正面鳥居から500m離れた駐車場に駐輪しました。
料金はバイク250円/回、普通自動車500円/回
歴史と文化の環境税として、バイク50円、乗用車100円が含まれているのでちょっといいことをした気にもなれました。
まとめ
本日は、下関から久留米までの移動。朝10時から午後4時、走行距離133km。
私は仕事で九州を訪れたことは何度かありましたが、移動は電車か船。車で移動したことがなかったため土地勘がありませんでした。
実際に自分でルート検索して、走行することで初めて距離感を掴むことができました。やはり初めての土地は、苦労しないと土地勘を得ることはできません。
本州と九州がどのように繋がっているのか分かって本当によかった。
関門海峡トンネル、安いかもですね♪一度、車がバイクで九州行ってみたいです^_^
是非、四国を攻めてみてください。
本州から九州への行き方は複数あるのですね!県境を見てみたいです。
はい!四国への行き方も多くあるのでびっくりしますよ