億万長者の旅ブログ(ミヤンマー2020年)

ミャンマーのインスタ映えスポット「インレー湖」1

広大な美しい湖と、そこに住む人々、そして歴史ある遺跡など、独自の進化を続けてきたインレー湖周辺は見所が満載です。

歴史的にも価値の高いインレー湖とその周辺

インレー湖は、ヤンゴンから北北東に500㎞、平均標高884m。
南北約18㎞、東西約5㎞の縦長の湖です。(湖面積は摩周湖の約2.2倍)
しかも、この湖は世界的にも珍しい古代湖です。
普通、湖は数千年~数万年で堆積物で埋まってしまうらしいのですが、100万年以上埋まることなく現在にいたっています。
(有名な古代湖:日本であれば琵琶湖、ボリビアであればチチカカ湖、ロシアはバイカル湖、etc)
生物が独自の進化を遂げるのはもちろん、周辺の人々も独特な文化を持のが魅力。

移動手段はボート’(撮影:生方正)移動手段はボート’(撮影:生方正)

足でオールを操る独自進化、インレー湖名物、インダー族の漁

朝5時半、本日お世話になる船頭がホテルにピックアップ、船着き場へ移動。
焚火で暖をとったら6時に乗船。
船頭は何度もエンジンをかけるためのハンドルを回します。
ライフジャケットを身に付け、毛布に包まったらスピートアップ、切り裂く寒風に耐えながら川から湖の中心を目指します。

エンジンをスタートさせる船頭(撮影:生方正)エンジンをスタートさせる船頭(撮影:生方正)

6時半にエンジンを停止して湖上で日の出を待つことに。
気温が低いので「温かいお茶が恋しかった」
山に囲まれている地形のため、日が昇ったのは、日出時間6時50分の約10分後の7時。
昇る日をバックに、漁風景を撮影すると、なんとも絵になるじゃありませんか!
日が昇るにつれ、湖面がオレンジ色に輝き、漁師の姿がシルエットになりました。
まさに、今がシャッターチャンス!その時に撮影した写真が下の画像です。(撮影機材:iPhone8)

朝日に焼けるインレー湖と漁師(撮影:生方正)朝日に焼けるインレー湖と漁師(撮影:生方正)

インレー湖の民、インダー族の独特な片足漁

ミャンマーの少数民族インダー族の漁の仕方はとってもユニークです。
舟尾に片足で立ち、もう片方の足でオールを器用に操りながら、手に持った大きな伏せ網をグイッっと湖に沈め魚を閉じ込めます。
あとは上からモリで一突きするだけ。

足でオールを操つる漁師(撮影:生方正)足でオールを操つる漁師(撮影:生方正)

獲れる魚は、コイ、フナ、ナマズ、ドジョウ、ライギョなど。私が目にしたのはティラピアを捕獲するところでした。
なぜ、外来種のティラピアがインレー湖に?と思いましたが、繁殖力の強い生物は、生態系を変えてしまうということです。

インダー族の漁師に質問したこと
Q1:水深は? A:乾季2m 雨季:4m
Q2:乾季と雨季どちらが豊漁? A:雨季。乾季は湖の面積が小さくなり漁師が密集しすぎるから魚が減る
Q3:学校が湖の上にあると聞いたが、子供は自分で小舟を漕いで登校するの? A:1カ月1.2万チャット(約960円)を支払うことでボートが送迎してくれる

タバコをくゆらすインダー族漁師(撮影:生方正)タバコをくゆらすインダー族漁師(撮影:生方正)

日の出前からボートをチャーターしても2千円足らず

ボートツアーは朝から6~7時間規定のコースを回って2.2万チャット(約1700円)
余りにも、朝日がキレイだったので、後日、交渉により1万チャット(約800円)で2時間、日の出を見るために船を出してもらいました。

チャーターボート(撮影:生方正)チャーターボート(撮影:生方正)

マンダレーからインレー湖の拠点ニャウンシュエまでの移動

巨大なマンダレーバスターミナルの中でニャウンシュエに行くバスは2~3社だけです。
敷地内中央付近に建つビルの1階にチケット売り場はまとまってあります。

巨大なマンダレーバスターミナル(撮影:生方正)巨大なマンダレーバスターミナル(撮影:生方正)

ニャウンシュエまでの所要時間は約7時間。
到着直前にチケットオフィスで、入域料1.2万チャット(約960円)を支払い終点で下車。

マンダレーバスターミナル 0900発→ニャウンシュエ1600着 ワンボックスバン 13000チャット(約1000円)食事休憩:1回、給油:1回

まとめ

1. インレー湖は世界的にも珍しい古代湖、周辺に暮らす人々の文化は魅力満載
2. インダー族が漁をする様子は、インスタ映えする映像になること間違いなし
3. インダー族は、片足で舟に立ち、空いている足でオールを操りながら網で魚を獲る
4. 日の出前から、ボートを貸し切っても2千円程度、時間がゆるすなら2回訪れたい
5. マンダレーからインレー湖までの移動はワンボックスバンで7時間

インレー湖の南東25㎞にあるカックー遺跡も有名ですが、2000基の仏塔を見るのに往復6時間の移動と4千円の交通費をかけるより、インレー湖の朝日を見ることを優先しました。
ミャンマー観光の目玉というと、バガン遺跡をイメージする方が多いと思いますが、個人的には、インレー湖の方が勝っていると感じました。

ニャウンシュエに滞在した期間:2020年1月27~30日 この後は「バゴー」に移動

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生方 正
生方正(うぶかた ただし) 明治大学サービス創新研究所研究員/カポエリスタ 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで「億」の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 著作:「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」(あさ出版)、「攻めの節約」(WAVE出版) 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 掲載:「PRESIDENT」「女性セブン」「SPA」「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「からだにいいこと」「アゴラ」「小学館8760」「AERA」「家主と地主」他 多数 YouTube:「本要約チャンネル」「フェルミお金大学」「越境3.0」「隣の金持ち探偵団」「【特撮と投資】ルネ岩田」「時間管理の専門家 石川和男の 『ビジネスパーソン・チャンネル』」「【沖本るり子の大部屋『著者の本棚』」「インベスターズTV」「朝カツ大盛り!!YouTubeライブ」         

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