億万長者の旅ブログ(ミヤンマー2020年)

ミャンマーの絶景スポット、ゴールデンロックの朝昼夕夜

落ちそうで落ちない不思議な岩、ゴールデンロック

ゴールデンロックの正式名称は「チャイティーヨー・パゴダ」。
標高約1100mのチャイティーヨー山の山頂付近にあるパゴダだからこの名前がついたと思われます。
高さ8m、重さ約560tの巨大岩を金色に塗りその上に同じく金色に塗られた7mの仏塔が乗せてあります。
仏塔の中にお釈迦様の髪の毛が納められていて、そのお力で絶妙なバランスがとられているのだとか。
ちなみに、全面金箔が貼られているのではなく、金色のペンキを塗った上に、立入りできる付近に参拝者が金箔を貼っているのが現状です。

金箔を貼る仏教徒(撮影:生方正)金箔を貼る仏教徒(撮影:生方正)

ミャンマー人にとって神聖な聖地で、一生に一度、一族揃ってこの地を巡礼するのが夢です。
寝具持参で、パゴダ周辺で夜を過ごす人は1 晩に数百家族います。

夜も参拝者が減らないゴールデンロック(撮影:生方正)夜も参拝者が減らないゴールデンロック(撮影:生方正)

※入域料1万チャット(約800円)
※ドローン使用禁止エリア

山頂のトラックターミナルからゴールデンロックまでの道のり

政府運用トラックの終点で下車したのちに、チェックポイントで入域料1万チャット(約800円)を払いゴールデンロックを目指します。
参道は、レストランやお土産屋はもちろん、荷物輸送サービスなど多様な商売人が店を広げています。

賑わう参道(撮影:生方正)賑わう参道(撮影:生方正)

チャイティーヨー・パゴダ入り口には大きな門があり、そこで履物を脱いでから、手荷物検査(X線検査)を受けて1㎞近く歩くとゴールデンロックとご対面。

手荷物検査する警察官(撮影:生方正)手荷物検査する警察官(撮影:生方正)

女性はゴールデンロックに触ることができないので、立入りが禁止されているエリアが2か所ありました。
また、ゴールデンロックに触れられるエリアに入るには、警察官が実施する手荷物検査を2か所通過する必要があります。
私は、GoProとスマホをバッグにしまい。検査している警官に預かってもらってから中に入りました。

ゴールデンロックのマジックアワー

日没前に再度訪れましたが、相変わらず参拝者で一杯です。
日の入りを撮るのには、礼拝場所がベストポディショと判断して、GoProを三脚に固定して沈む夕日を撮影。
薄明時に淡いピンクに染まる空と黄金の岩、見応えのある夕日でした。

ゴールデンロックと夕日(撮影:生方正)ゴールデンロックと夕日(撮影:生方正)

日が落ちると、ライトアップが始まります。
さすがに金色、幻想的な雰囲気を醸し出します。

夜のゴールデンロック(撮影:生方正)夜のゴールデンロック(撮影:生方正)


ロックと接している岩をよく見ると、絶妙なバランスで立っていることが分かります。
ミャンマーは、地震の発生がそこそこある国です、これはひょっとすると‥‥(笑)

日の出のゴールデンロック

日出1時間前にホテルを出てゴールデンロックに向かうと参道は参拝者で一杯でした。
まるで、大晦日の神社のような雰囲気です。
山頂付近は、洗面所で身支度を整える人、共用で使える顔に塗る「タナカ」でメイクをする人、お湯がでる蛇口でお茶を作る人など、必要なインフラが整っています。

トイレ、洗面所、給湯、タナカ塗り場完備(撮影:生方正)

日の出方向は東側、何も目ぼしい目標物はありませんでしたが、昇る太陽を見ると心がジィーンと温まります。

ゴールデンロック周辺から見た日の出(撮影:生方正)ゴールデンロック周辺から見た日の出(撮影:生方正)
朝日に映えるゴールデンロック(撮影:生方正)朝日に映えるゴールデンロック(撮影:生方正)

バゴーからゴールデンロックまでの移動

バゴーからゴールデンロックふもとのキンプンを結ぶバスの出発時刻は午前7時半、8時半、9時半の3便がありました。道路も舗装されていて快適に移動できます。
問題なのはキンプンからゴールデンロックのあるチャイティーヨー山頂までの移動です。
トラックの荷台に硬い座席を設置して、乗客をギュウギュウに詰め込んだ乗物で1時間かけ移動する選択肢しかありません。
料金は2千チャット(約160円)なので文句も言えません。1時間、ローカルなジェットコースターに乗っていると思い揺れを楽しんで下さい。

続くヘアピンカーブ(撮影:生方正)続くヘアピンカーブ(撮影:生方正)

トラック乗り場で階段を上がって座席に移動。
手荷物を持っている場合は気をつけて!

荷台に乗るための乗り場(撮影:生方正)荷台に乗るための乗り場(撮影:生方正)

バゴー 0930発→キンプン 1200着 エアコンバス 8千チャット(約640円) キンプン・ベースキャンプ 1230発→チャイティーヨ山頂 1325着 政府運営トラック 2千チャット(約160円)フロントシート3千チャット(240円)満席になったら出発

※雨の中での移動はかなりキビシイことになると思います

まとめ

1. ゴールデンロックは高さ8m、重さ約560tの金色の岩の上に7mの仏塔が乗っている
2. 敷地は裸足で移動、2度の手荷物検査をクリアしてから、男性はゴールデンロックに触れることができる
3. ゴールデンロックと沈む夕日の組合せは素晴しい
4. 日の出前から活気のあるチャイティーヨー・パゴダ、一見の価値あり
5. ふもとのキンプンからゴールデンロックのあるチャイティーヨー山頂までの移動はトラックの荷台。過酷な1時間となる。

1年に3回ゴールデンロックに詣でるとお金持ちになれるそうです。
私は偶然にも、午後、夕方~夜、明け方の3回お参りしたのでミッション完了です!
果報を寝て待ちたいと思います。

チャイティーヨーに滞在した期間:2020年2月1~月2日 この後「パアン」に移動

ゴールデンロックの日の出日の入りを見るために払うコスト料金の高い宿泊施設しかないゴールデンロック周辺 ゴールデンロックのふもとベースキャンプとチャイティーヨー山頂を結ぶ交通手段はトラックに...
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生方 正
生方正(うぶかた ただし) 明治大学サービス創新研究所研究員 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで「億」の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 著作:「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」(あさ出版)、「攻めの節約」(WAVE出版) 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 掲載:「PRESIDENT」「女性セブン」「SPA」「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「からだにいいこと」「アゴラ」「小学館8760」「AERA」「家主と地主」他 多数 YouTube:「本要約チャンネル」「フェルミお金大学」「越境3.0」「隣の金持ち探偵団」「【特撮と投資】ルネ岩田」「時間管理の専門家 石川和男の 『ビジネスパーソン・チャンネル』」「【沖本るり子の大部屋『著者の本棚』」「インベスターズTV」「朝カツ大盛り!!YouTubeライブ」         

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