ミャンマーで一番高いバゴダと、多くの巨大仏像と出会える町バゴー。
見応えある遺跡や寺院が町中に点在してため、レンタルバイクか車をチャーターするする必要があります。
大量のバイクが道路を飛ばして走る地域なので、バイクに乗り慣れている私も乗り始めの30分は運転が怖かったです。
今回は、巨大仏像の宝庫バゴーの見所についてお伝えします。
ミャンマーの三古都の1つバゴー
バゴーは13~16世紀に栄えたモン族のベグー王朝の首都。
ヤンゴンから北東70㎞に位置する人口22万人の地方都市ですが、バガンやマンダレーと並ぶミャンマーの古都です。
ミャンマーで最も背の高いパゴダや、巨大な座像(ざぞう)や涅槃仏(ねはんぶつ)など、仏教にまつわる建築物が観光の目玉です。
ちなみに、バゴー観光に必要な入域料は1万チャット(約800円)。
主要な観光スポットに入るときに提示を求められます。
最初に訪れた観光スポットで購入したあとに、チケットを紛失させないように気を付ける必要が在ります。
ミャンマーで1番高い仏塔シュエモードー・パゴダ
「ミャンマーで1番高い仏塔は?」と聞かれて思い浮かべるのは、ヤンゴンのシンボルでもあるシュエダゴン・パゴダ(99.4m)だと思います。
しかし、実際はバゴーにそびえ立つシュエモードー・パゴダで、その高さは驚きの114m、ミヤンマー1です。
と言っても、9世紀に建立されたときからこの高さだったわけではなく、何度も改築工事を続けて1954年に現在の高さになりました。
高さ30mの四面仏、チャイプーン・パゴダ
高さ30mの座像(ざぞう)が、東西南北を見つめています。
つまり、4体が背中を重ね合わせ1か所に座っているので仏像は4倍の大きさです。そんな巨大な仏像が建立されたのは1476年。
作ったのはモン族だと言われています、ガイド曰く「建立に携わった4人のモン族女性の内、誰かが結婚したら仏像が壊れる」。
と言われ、一人が結婚したことで一体が壊れたのだとか。
何はともあれ、現在は仲良く4体が鎮座しています。
ちなみに、各お釈迦さまの爪は、キラキラストーンネイルが施されていました。
チャイプーン・パゴダのメインの入口は東側、バイクを駐輪すると2~300チャットを請求されるのですが、日本人だと解ったら係員が無料にしてくれました。
理由は不明です。
シュエターリャウン寝仏
バゴー名物、シュエターリャウン寝仏は、全長55m、高さ16mの建屋の中に横たわっています。
この巨大な仏像が建立されたのは994年、しかも、ミャンマー最古の寝仏。
16世紀にビルマ族に滅ぼされたあと、寝仏の存在は忘れ去られ、1880年に鉄道敷設の視察で密林から発見されてビックリ!
まあ、遺跡というものはこういったパターンで発見されることが多いワケですから、そのまま破壊されて線路の下に敷かれなくてよかったです。
屋内に鳩が住みついていて、鳩の糞で仏像が汚れてしまっていました。
ニャウンシュエからバゴーまでの移動
ニャウンシュエからバゴーまではバスで12時間半。
500㎞以上離れています。
バスの座席は広めで、身長170㎝前後の人であれば余裕を持って座ることが可能です。
バスの中はエアコンが効きすぎ。
寒がりな私は、備え付けの毛布では足らず、お土産用に購入したロンジンをひざ掛けとして使いやり過ごしました。
朝6時10分にバゴーに着くもホテルが決まっていません。
お茶を飲みながらbooking.comから予約を入れホテルに向かったら、朝6時半からチェックインをさせてもらえました。
しかも、追加料金なしです。
ニャウンシュエ 1730発→バゴー 0600着 エアコンバス1.5万チャット(約1200円) 食事休憩:2回
VIPバスは30分後に出発 2万チャット(約1600円)
まとめ
1. バゴーはバガンやマンダレーと並ぶミャンマーの古都であり、巨大パゴダや座像が観光の目玉
2. ミャンマーで1番高い仏塔シュエモードー・パゴダの高さは114m、一見の価値あり
3. 高さ30mの巨大仏像4体には、興味深い伝説がある
4. シュエターリャウン寝仏は994年に建立されたミャンマー最古の涅槃物
5. インレー湖を夕方に出発するバスのバゴー到着時刻は朝6時、そのことを考慮した旅行計画をたてる
バゴーに滞在した期間:2020年1月31~2月1日 この後「チャイティーヨー」に移動