ヤンゴン空港のエアーラウンジはとっても広くて豪華で快適です。
広いバーカウンターがあり、朝の時間は卵料理をオーダーできる専用のブースまであります。
24時間開いている快適なラウンジではありますが、ずっと滞在できるわけではありません、そこには一定のルールが存在します。
ヤンゴン国際空港は施設もラウンジも立派
発展途上国の空港というと、粗末な施設をイメージしがちですが、ヤンゴンの国際線ターミナル1は、2016年に新設されただけあり凄く立派な建物です。
私の搭乗予定の飛行機の出発時間は0830。朝6時過ぎに空港に到着してチェックイン。
その後、出国手続き、保安検査を済ませ長いエスカレーターで2階に上がり免税店が立並ぶフロアーの奥に目的のエアーラウンジはあります。
入り口が凄く立派なMingalar Sky Longe、手続きを済ませ中に入るとビックリ!中も立派な上に、見たことがないくらいの広さ。例えるなら成田空港第1にある大韓航空のビジネスクラスラウンジの5倍以上。
テーブル席、ソファー席共にかなりの席数が用意されているのはもちろん、席の間隔が広い。バーカウンターが16席ある他にSpaやリラックスルームまで完備されています。
朝の時間は利用者が少ないので、料理やドリンクを取るのに並ばないので、とっても快適に過ごすことができます。
ヤンゴンのMingalarラウンジが優れている5つの点
a.卵料理用の専用カウンターがあること。クッキングスタッフに好みの卵料理をオーダーすると調理してテーブルまで持ってきてもらえます。ホテルならよくあることですが、エアーラウンジでここまでしてくれるケースは初めて見ました。
b.立派なバーカウンターは飾りではありません、アルコール以外にも絞ったフルーツジュースを注文することができます。もちろん無料です。
c.冷蔵庫内に保存されている赤白各ワインをワンプッシュでボトルからグラスに注ぐことができます。赤白の保存の温度差など細かいことを言う人もいるかもしれませんが、ラベルを確認するこができるうえに衛生的に優れている仕組みだと思いました。
d.リラクゼーションルームで横になれる。4台の波打った形のベッドが準備されている。
e.Spaが完備されている。
もちろん、通常の料理やデザートのラインナップも他のラウンジに比べて種類が多め、味は若干大味といった感じでした。
24時間開いている快適空間。しかし、利用できるのは実質2時間半
上記のような快適な空間なら1日中いたい、もしくは、住みたいと誰しも思うと思います。
しかし、エアーラウンジに入るのには、ラウンジの受付で航空券を見せる必要があります。
つまり、チェックインカウンターで航空券を発券しないと入れないのです。
チェックインができるのは、航空会社や便により違いがありますが、どんなに早くても出発の3時間前。
その後、諸々の手続きを大急ぎで済ませて、ラウンジに到着できるのはフライトの2時間半前になります。
では、そのまま、2時間半フルに使うことができるのか?といったらそうではありません。出発の30分前には搭乗が開始されるので、ボーディングゲートに移動する必要があるのです。
居心地のいいMingalarラウンジ、物理的に使える時間は2時間強。
しかし、快適過ぎて寝過ごしてしまったら、エアーチケットを買い直すことになります。
アルコール飲料が無料で飲めるからといっても、飲み過ぎないでください。
※エアーラウンジの利用制限時間や、同伴者の条件は場所により異なるので、事前に調べてから利用することが大切です。
まとめ
飛行機の利用をする際、早目に到着しなければならない空港。空港内でラウンジを使えるか使えないかで時間の過ごし方が大きく変わってきます。
ビジネスやファーストクラスのお客さんでなくても無用でラウンジを使う方法は何個かあります。情報を集めて、実践する人はこういった面でも得をすることになります。
ミャンマーに滞在した期間:2020年1月17日~2月10日(合計24日間) この後「バンコク」に移動