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「クジラ岩」ブンカーン県の新名所【タイ】

タイの北部にある3頭のクジラが並んでいるような奇岩写真をSNSで見かけたのは3年前。
なんとも“映える”景色にそそられ「行ってみたいリスト」に「クジラ岩」を書き加えました。
2023年、コロナも下火となり寒さ厳しい東京の生活を避けるためにタイに3か月滞在中に訪れることにしました。
今回はタイ北部、ブンカーン県にある景勝地「クジラ岩」についてお伝えします。

タイの新名所プーシンの「クジラ岩」(PhuSing)

「クジラ岩」のある場所はタイ北部、メコン川を渡るとラオス、国境の町「プンカーン」中心から車で40~50分離れた山の中です。
「クジラ岩」に行くには現地ツアーに参加するか1日1500B(バーツ)で車をチャーターするのが一般的ですが、私はレンタルバイクで訪れました。
宿泊したブンカーンバスターミナル近くのホテルでバイクを貸りられるお店があるかたずねたところ200m離れたバイク販売店で借りられることが分りました。
翌朝8時半、店を訪れ貸出できるバイクを確認すると排気量125㏄のスクーターが1台だけ。1日のレンタル料は250B、コンディションも悪くなかったので借りることにしました。
申し込み用紙に個人情報とタイ国内で連絡のつく電話番号を記入したあと、パスポートのコピーを取られたら手続きは完了。
非常事態時の連絡先と使い古したヘルメットを受け取ったら出発。手続きに要する時間は10分でした。
出発前にバイクにまたがっている写真を店員に撮られましたが使用用途は不明です。バイクが返却されなかった際の証拠写真になるのかもしれません。

タイの道路の難点は滑ること

走り始めて1分、右ミラーが緩んで後方確認ができなくなりました。
修理のためバイク店に戻ろうと転回したらスッ転んで1mほど路上を滑りました。
タイの道路はコンクリートを使っている所もあるらしく驚くほどタイヤのグリップが悪く足元をすくわれることを身をもって経験しました。

ブンカーン周辺は道幅が広いうえに信号が少ないため自動車は時速80㎞以上でバイクを抜き去っていきます。
突発的な事象が起きたらひとたまりもないので、先に進みたい気持ちを抑えながら時速60㎞でバイクと地元の交通に慣れることに集中しました。

他の旅行者と割り勘できる乗合トラック

「クジラ岩」に行くにはプーシン入口にあるインフォメーションセンターで入域料(100B)を支払ったあとに専用のピックアップトラックを手配する必要があります。傾斜のキツイ未舗装の山道を昇り下りすることになるので私有車両の移動は制限されています。
ピックアップトラックのチャータ―料は1台500B。5人で乗ったら1人100B。
15時までに市内に戻りたかったので1人で貸切ることを覚悟しましたが、出発前に水を買いに行っている間に1組の日本人カップルが現れタイミングよく3人で割り勘にすることができました。
係員は「ピックアップトラックの定員は5名」といってましたが、子供を含め8名で乗りあっている車両を見かけたので、厳格なルールに縛られているワケではなさそうです。

移動に使われるピックアップトラック(撮影:生方正)移動に使われるピックアップトラック(撮影:生方正)

「クジラ岩」と地平線まで広がる密林が絶景

インフォメーションセンターから「クジラ岩」までは車で15分。
下車後、山道を200m歩くと「クジラ岩」に到着です。
足元に巨大な「クジラ岩」、その奥は地平線まで続く密林。なんとも爽快な景色を堪能できる場所です。
乾季に訪れたため密林はジャングルというより、サバンナといった雰囲気でしたが雨を気にすることなく行動できる乾季に訪問できて本当に良かったと思いました。

クジラ岩から見下ろす密林(撮影:生方正)クジラ岩から見下ろす密林(撮影:生方正)

クジラ岩定番写真「魔女宅ポーズ」

「クジラ岩」に来た多くの観光客が撮る写真は、”ほうき”にまたがった「魔女宅ポーズ」。
低い位置に地平線、青い大空が背景となる定番スポットで撮ると空を飛んでいるような写真になります。
撮影する場所は「クジラ岩」と反対の断崖絶壁。来訪者が無料で使える“ほうき”が5~6本用意されています。
撮影するのは各ピックアップトラックのドライバーです。
落ちたら助からない岩の上でジャンプするのは怖いですが、平らな場所を選べば滑り落ちることはありません。
※雨季は注意が必要です。

定番「魔女宅ポーズ」(撮影:生方正)定番「魔女宅ポーズ」(撮影:生方正)

景観を守るのに必要な観光マナー

「クジラ岩」以外のビューポイントは象岩、岩に彫り込んだ涅槃物(ねはんぶつ)、と岩に挟まった巨大岩など5~6カ所、所要時間は1時間半。
見所満載のプーシン観光ですが気を付けたいのは安全面です。
凹凸の少ない「クジラ岩」の上は本当に滑ります。何かしらの原因で滑落したら10m落下するうえに救助に相当な時間を要することになります。
安全対策として「履き慣れた靴で行く」、「濡れている時は端を歩くのを避ける」、「岩の上でふざけない」ことが大切です。
事故が起きれば、注意板や策が設置されて、プーシンの魅力が削られることになるので景観を壊さないために気を使いたいものです。

プーシンに設置されている数少ない表示板(撮影:生方正)プーシンに設置されている数少ない表示板(撮影:生方正)

まとめ

大満足のプーシン観光ですが、バンコクから訪れるのには飛行機で「ウドンタニ」まで1時間、バスで「ブンカーン」まで2時間半。市内からバイクで1時間かかります。
不便な場所にありますが、見ごたえある景勝地のためコロナが落ち着いたら多くの人々の訪れる名称になると感じました。

訪問時期:2023年1月

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ABOUT ME
生方 正
生方正(うぶかた ただし) 明治大学サービス創新研究所研究員/カポエリスタ 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで「億」の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 著作:「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」(あさ出版)、「攻めの節約」(WAVE出版) 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 掲載:「PRESIDENT」「女性セブン」「SPA」「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「からだにいいこと」「アゴラ」「小学館8760」「AERA」「家主と地主」他 多数 YouTube:「本要約チャンネル」「フェルミお金大学」「越境3.0」「隣の金持ち探偵団」「【特撮と投資】ルネ岩田」「時間管理の専門家 石川和男の 『ビジネスパーソン・チャンネル』」「【沖本るり子の大部屋『著者の本棚』」「インベスターズTV」「朝カツ大盛り!!YouTubeライブ」         

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