商店街の軒先やバスターミナル、バイクを改造した移動屋台などで売られている飲み物といえば、ラオス風コーヒー「カフェラーオ」です。
白黒ツートンカラーの外見がなんとも強いインパクトを持ち、客が注文したくなるメニューです。
今回は、ラオスでよく飲まれている飲み物「カフェラーオ」についてお伝えします。
ラオス流「カフェラーオ」の飲み方
「カフェラーオ」はエスプレッソの様な濃いコーヒーに大量の練乳を入った飲み物です。
正確には、グラスの底1/5に練乳を敷き詰めたあとに、混ざらないようにコーヒーを静かに注ぎ白黒別れた2層が見える状態で提供されるホットドリンクです。
層を見て楽しむために、入れ物はカップではなくグラス。
ティースプーンが突っ込まれているので、飲む直前にかき混ぜて、混ざり合う様子を見るのも楽しみの1つです。
「コーヒーは苦さ」「練乳は甘さ」自己主張の強い2つの液体がお口の中で共存する微妙なお味。
あまりにも濃過ぎて、飲むと喉が渇くので暖かいお茶と提供されます。
1杯の値段は1万Kip(80円)。
旅の思いでを作るために現地を訪れたら飲んでおきたい飲み物です。
ラオスとコーヒーの歴史
ラオス人民民主共和国の特徴は海と接していな内陸国。
国土の多くは山岳地帯になります。
海がないことが貿易に不利なうえに、ベトナム戦争のときにとんでもない量の爆弾を落とされたことで経済発展から取り残された歴史を持っています。
その反面、気候と肥沃な土地に恵まれているので食料生産は潤沢です。
標高が高いためコーヒーの生産に適しているため、1915年にフランスにより栽培が始まりました。
その後、内戦が続いたため輸出できる収量を生産するまでに時間を要しましたが、現在は国の大切な交易品まで生産量を増やすことができました。
現地の人がいつからコーヒーを口にするようになったのかについては不明ですが、あっちこっちで売られているところをみれば、メジャーな嗜好品となったことが分かります。
まとめ
嗜好品として世界中の人に好まれるコーヒー。
そんな中で練乳と混ぜる独自の進化を遂げた「カフェラーオ」は、ラオスの国境を飛び越えてタイ北部ばかりかバンコクでも見かける飲み物になっています。体にいいかについては不明ですが、飲んだら思いで深い1杯になると思います。
訪問時期:2023年1月
ラオスでコーヒーいいですね^_^私もコーヒー☕️好きなので、、一度飲んでみたいです^_^
是非是非!
新たな発見ができるはずです。
是非、挑戦されてみて下さい