億万長者の旅ブログ(ミヤンマー2020年)

ミャンマーのローカル域「イェー」で触れたお金では得れない豊かさとは

ミャンマーの1地方都市「イェー」。特段、観光する場所があるわけではありませんが、その分、本当の地方都市を見ることができる場所でした。
彼らのスローライフな暮らしをみると、経済社会の中で大量消費をすることが生物として幸せな生き方なのか?そんなことを考えさせられる不思議な場所でした。

1.特筆すべきことがないローカル町「イェー」

私に残されたミャンマー滞在日数は7日、最後の3日間をヤンゴンで過ごすことを考えると、4日間どこで過ごすのか悩みました。候補に上がっていたのはタトンとミャワディー。どちらもパアンからそれほど遠くなくタイ王国との国境の町です。
しかし、私が最終的に選んだのは、ヤンゴンから南西方向400㎞に位置するイェー、特筆すべきことがない単なるローカル町です。
では、なぜそこを訪れたのか?と言ったら、パアンで出会った韓国人旅行ライターのキムさんが訪れてとっても良かったと言っていたからです。

ちなみに、この町の特産品は、キンマ(ビンロウジを噛むときに包む葉)、ゴム、漁業。

2.落ちた橋の代わりに活躍する古びれた一艘の小舟

昨年の台風19号の影響で今でも山道がふさがっている、橋が落ちているなど、日本のあちこちに爪痕を残しています。
イェーにある橋も原因は判りませんが、見事に跡形なく消えています。落ちた橋の代わりに人や物を運ぶのは一艘の小舟、渡し賃は僅か300チャット(約24円)とっても味があります。

女性の船頭 渡し賃は片道300チャット(約28円)

対岸に渡ったところで、10軒程度の集落があるくらいで、あるモノといえば、セパタクロー用のコート1面と極端に品数が少ない雑貨屋。何もすることがありません。

品数の少ない雑貨屋in中洲の町

喉が渇いたので、ココナッツを売ってくれと身振りで訴えたら、今、集落に1つもないので、隣の村からココナッツ売りを連れてくるとの回答。
目の前でカットしてくれて1個1000チャット(約80円)ココナッツウォーター最高です。半分にしてもらって果肉も食べました。

隣の集落から来た椰子の実売りが、ナタを借りてココナッツを割っている

3. 人間の幸せとは‥?

They are poor. But, they are happy.(彼らは貧しい。しかし、幸せである)
この言葉は、キムさんが集落に住んでいる人達のことを遠めに表現した言葉です。
日本で年収1千万円以上を稼いでいるサラリーマン、ストレスに押潰されそうになりながら、自分の時間を削り組織に貢献をする。心の拠り所のはずである家族と過ごす時間が持てないばかりか家庭内はバラバラであればなんのために収入を得るために時間を使ってきたのか?よく考えたら、子供の頃から遊びを我慢して将来のために勉強をしてきたのに‥‥。
集落の人々の年収は10万~20万円。家族が病気になったとしても満足な医療を受けさせることもできないかもしれないが、収入を得るために多くの時間を使い、ストレスに耐える必要もありません。
人間らしい生き方は後者でないか?という見識を持っておくことも大切だと感じました。

4.パアンからイェーまでの移動

パアンのクロックタワー この周辺からバスがでる

パアンから200㎞南にあるイェー。ローカルな場所なので、パアンから直行便がある訳でもなく、ひとまずは、南にあるミャンマー第3の都市モーラミャインに移動。そこからイェーを目指しますが、次のバスの発車は3時間半後。うだるような暑さの中、具合が悪くなり、喫茶店でそのまま3時間休憩。
2週間以上休みなしに観光をしていたこと、パアンで欲張って行動しすぎた疲れが溜り体調を崩してしまいました。
体調を崩したからといってリセットボタンを押せば解決するわけではありません。悪いコンディションを改善する処置をしながら旅を続けます。

パアン 1200発→モーラミャイン 1345着 エアコンなしバス1200チャット(約96円) モーラミャイン 1730発→イェー 2110着 エアコンバス1.5万チャット(約1200円) 食事休憩:1回
モーラミャイン到着後、イェーに行くためには別のバスターミナルに移動する必要あり。バイタクで1500チャット(120円)

まとめ

1. イェーの特産品はキンマ、ゴム、漁業。特筆するべきことがない単なるローカル町
2. 跡形なく消えてしまった橋の代わりに輸送を担うのは、古びた小舟
3. ストレフリーで生きる現地での生活を知ることは、本来の人間の幸せについて考えるよい機会となる
4.パアンからイェーへの移動は乗り継ぎがよくないため9時間程度かかることもある

ミャンマーのローカル町イェー。特別な遺跡や寺院があるわけではありませんが、田舎に住む人の豊かな暮らしに触れることができる所です。

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ubukata
生方正(うぶかた ただし) 明治大学客員研究員。 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで億の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 ポットキャスト:「海外ブラックロード」「スタジオスモーキー」他 多数 掲載:「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「アゴラ」「AERA」他 多数

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