北海道ツーリングと聞くと「気候のいい夏の北海道を大型バイクでかっ飛ばす!」そんなイメージをされる方が多いと思います。
しかし、自分のバイクでかっ飛ばすには、東北を縦断して北海道に渡る、もしくは、フェリーを使う必要があります。
私が時間短縮のために使った方法は、飛行機で北海道に飛んで、現地で借りたバイクで各地を周る方法でした。
格安航空券を利用することで、往復の時間と交通費を節約、借りるバイクを低排気量にすることでコスパの良いツーリングが成立します。
北海道バイクツーリング、LCCとレンタルバイクで10日間総額10万円
私の自宅があるのは神奈川県。北海道でバイクを使うために3つの方法を模索しました。
⑴ 羽田空港まで自走して、ガソリンを抜いてもらってから飛行機に乗せる
⑵ 事前に手配したトラックで陸送する
⑶ 茨城県大洗港まで走行して苫小牧行のフェリーで移動
・空輸は時間的な拘束が少ない分、輸送に数万円のコストがかかります
・トラックで陸送してもらうのにも5万円かかるうえに、出発する数日前からバイクを預ける必要がある
・一番コストがかからない船便は、片道10000円の運賃とバイク輸送運賃(51~400㏄)12000円、合計22000円。
安く移動することは可能ですが、フェリー乗船時間18時間に加え、自宅から大洗までの移動に6~7時間かかるためトータル移動時間は24時間
上記条件を踏まえ、私が選んだ方法は、札幌でレンタルバイクを借りる方法でした。
選んだ車種はヤマハNMAX125㏄、1日のレンタル料は保険代を含め5000円強。
1か月前に予約できたのが10日間。付けたオプションはスマホホルダーのみ。10日で5万円強なら悪くないコスパだと判断しました。
そもそも、LCCで片道5800円。2時間足らずで北海道に移動可能です。
もし、東京から陸路で札幌に移動したら1110㎞、平均時速50㎞で走行しても22時間以上かかる計算になります。
レンタルバイクの移動コストは1㎞=22円
今回の旅の行程は、札幌→美瑛→根室→知床→稚内→利尻→礼文→苫前→喜茂別→札幌。
総行程2800㎞、1日の平均移動距離は280㎞、消費するガソリンは7ℓ/日。エリアによりガソリン価格に大きな違いがある北海道ですが、1ℓ130円とすると910円。
レンタルバイク代と合わせた移動コストは1日6000円強。
1㎞当たりの移動コストは22円ということになります。
もちろん、節約するために、レンタルショップで借りると発生するオプション代を省くためにヘルメットやグローブを自宅から持参しました。
ヘルメットは長時間顔に密着するモノなので自分のモノを使いたかった。
グローブは手に馴染んだモノを使うことで操作性を下げない目的もありました。
LCCに搭乗する際、ヘルメットをぶら下げていたので、グランドCAに怪訝な目で見られましたが往復ともに止められることはありませんでした。
怪訝で見られても、オプション代をさげられるなら甘んじて視線を受け止めます。
コスパが悪いレンタルバイクの使い方は短距離移動
先程まで、北海道ツーリングにコスパのよいレンタルバイクを勧めていましたが、次回、北海道を訪れるときに使うかといったら、自分のバイクで行きたいと考えています。
なぜなら、1~2か月かけて日本半周を回りたいと思っているからです。
レンタルバイクのコストは基本的によいのですが、リース期間と1日の移動距離によりコスパは変わります。期間が長く、移動距離が短ければコスパは落ちるものです。
長い期間、自分の愛着あるバイクと1周した思い出は、お金では換算できない価値を作り出してくれるはずです。
1~2週間しか休みがとれないサラリーマンは、LCCと道内をサクサク移動できる低排気量のレンタルバイクで周遊することをオススメします。
まとめ
東京~新千歳間の航空券代は往復1万円強、LCCを使い預け荷物をなくすことができれば本当に早くて安いです。
そこに、レンタルバイクを組み合わせると、今まで行きたかった北海道の名所旧跡を効率よく周ることができます。
コロナにより海外に出かけられなかったことで、夏の北海道の魅力を知ることができました。毎年、北海道を訪れる「北海道フリーク」の方々がなぜ通うのか?気持ちが解った気がしました。
北海道に滞在した期間:2020年9月1日~13日
バイクで移動、風が直接感じれて、しかも低コスト、工夫次第で旅も楽しめそうですね
はい、是非、色々な工夫にチャレンジしてください!
色々なところを旅したいと思っているので旅の前にまずはバイクの免許を取得しようと思いました!
女性ライダーにもけっこう出会いましたよ!