世界的にも珍しい陳スポットがある町「モンユア」
ラスボス感半端ないモノとは?
1.ミヤンマーの隠れ陳スポット「モンユア」
忙しい日程で旅行される人は、まず、訪れることのないミャンマーの地方都市「モンユア」。
ミャンマーの北部に位置しているので、それなりに涼しいことを想像していましたが、現実は異なり、1月なのに蒸し暑い亜熱帯性気候。
このエリアは、豆類、スイカ、パルス、里芋などの生産が盛んなうえに、食用油や小麦粉を生産する工業団地もあるのだとか!
私がこの地を訪れたのは2つの理由があったからです。
1つ目はミャンマー滞在期間が24日間と長かったので、時間を潰す訪問地が必要だったこと。2つ目はヤンゴンで働く日本の友人に、この地を訪れることを強く勧められたからです。
結果的に、思わぬモノを目にすることになったのですが‥‥(汗)

2. ラスボス感が半端ない、スペースシャトルから視認できる巨大仏像
モンユア観光の目玉は、町の中心から約20㎞南東になる「ボディタタウン」。
釈迦立像(しゃかりつぞう)、涅槃物(ねはんぶつ)、仏塔(ぶっとう)の3つが集中している陳スポット。

釈迦立像の高さは129.5m、ギネスに申請をしていないものの世界一の巨大仏像。
ニューヨークにある自由の女神が台座から一番高いトーチ(たいまつ)の先端までの高さが93mであることを考えるとその大きさがイメージできます。
イメージつかない方は、グーグルマップの航空写真を見たら、その巨大さが解ります。(経緯緯度:22.080215, 95.289334)
この仏像、後方から中に入ることもできます。残念ながら、私が到着した時間は夕方5時だったため、入れませんでしたが、中は地獄絵図など、ミャンマーらしいアートの世界が広がっているようです。
バガンでの旅の疲れを癒すとともに、暑い日中を避け4時から行動を起こしたことが敗因です。
「ボディタタウン」と一緒に見ておきたいのが「タウンボッデー寺院」針山のような棟が立ち並ぶトゲトゲ寺院です。
寺院の中には58万体の仏像が安置されている。先ほどのボディタタウンは大きさで圧倒し、こちらのダウンボッディーは数で攻めるのが売り。ミャンマー恐るべし!

※タウンボッデー寺院は、モンユア中心街からボディタタウンに行く途中にあるので、スケジュール的にも組み込みやすい。
3.バガンからモンユアまでは、バンで4時間
「バガン」から約130㎞北方向にある「モンユア」。移動は1ボックスバンで約4時間半。
休憩はなくても、荷物のデリバリやピックアップで通りすがりのお店に何度も立ち寄ります。
荷物は普通の段ボールであったり、大量に収穫された豆であったり、スクーターだったり。
トイレに行くタイミングは、給油に寄ったガソリンスタンドで済ませるのがベスト。

バガンのホテル0930発→モンユアバスターミナル1400着 ワンボックスのバン 5600チャット(約450円)
4.1泊20~30ドルも出せば快適に過ごせるホテル
Booking.com で「モンユア」を検索すると、12件のホテルができてきます。
1泊の値段は20~60ドル。
私は、便の良さそうなエリアにある30ドルの宿を利用しました。
部屋の掃除も、空調もWi-Fiも問題なく過ごすことができました。

屋台での食事は衛生的に問題があるように思えたので、朝食夕食共に、ホテルのレストランを利用。
ミヤンマー料理、口に合わない訳ではありませんが、味付けが塩っ辛い。

まとめ
1. ミャンマーの地方都市モンユア。実は凄いモノが埋もれている
2. この町の1番の見どころは、高さ129mの巨大仏像とその周辺にある涅槃物と仏塔
3. バガン~モンユアへの移動はバンで4時間 現地の物流の様子を目の当たりにする
4. 2~30ドルも払えば、快適な宿泊施設の利用は可能
バガン、マンダレーを訪れる予定で1日余分に捻出することができる人は寄る価値が大いにある町です。
ルート的にも大きな遠回りにはなりません。
モンユアに滞在した期間:2020年1月23~24日 この後は「マンダレー」に移動
