高卒の私が「億万長者」になりアーリーリタイアすることができたのは、「世界中を旅行する」モチベーションがあったからです。実際に自由人となり、世界一周の計画を立てて思ったのは、「充分な語学力がないので旅することが不安」ということでした。
旅に出たら、交通機関の利用や遅延、携帯SIM購入、盗難などのトラブルなどに対処する必要があり、それに対処できる能力を高めるために2年間勉強することを決めました。
今回は「英語留学にフィリピンを選んだワケ」についてお伝えいたします。
優秀なフィリピン人教師は広い教養があるうえに発音がネイティブ並
「英語留学する!」と聞くと「イギリス」や「アメリカ」「オーストラリア」に行くことを思い浮かべる人が多いと思います。もちろんこれらの国は母国語が英語であるので適していることは間違いありません。しかし、私はあえて「フィリピン」を選択しました。なぜなら、初心者ばかりか中級者でも通う学校さえしっかりしていれば英語を習うのに支障がないことを知っていたからです。
「フィリピン人から習う英語は不安」そのように考える人もいると思いますが、私は7年前に、日本人が経営しているQQ Englishという語学学校で2年間オンライン授業を受講していました。その時出会った多くの先生のレベルの高さに驚きました。なぜなら、先生の発音はネイティブ並みにきれいで、文法についても論理立てて説明することができたからです。 なにより、驚いたのは授業で出てきた題材について幅広い見識をもっていているので、それにより会話を深堀することができ、思考力も鍛えることができたことです。
英語が母国語の教師であれば、ある程度の教育を受けた人は語学教師になれます。それに対しQQ Englishの教師は、全員が大学を卒業し、厳しい採用試験を経て、さらにTESOL(英語を母国語としない人たち向けの英語教授の資格)を取得した人が講師になっているのです。 採用後も定期的に教え方の教育を受けると共にTOEICなどを受講することで、常に高いレベルを保つ努力を続けていると聞いています。
先進国で英語を習うのに比べ3倍以上高いコスパ
私も、かつてはネイティブから直接生きた英語を習いたいと思い、ニューヨークの「マンハッタン」にある語学学校に通ったことがあります。 その時は授業料が月15万円、ホームステイ代15万円、 往復の飛行機代が12万円。 そのほかにも、学校までの通学に電車代がかかり、学校の友人と食事に1回数千円。トータル50万円かかりました。
それだけコストをかけたにもかかわらず、授業は毎回7~8人のグルーブレッスン。一番不満だったのは、わからないことを自分のペースで質問することができなかったことです。
私が通ったセブ島のQQ Englishは1日8時間授業(6時間がプライベート、2時間がグループレッスン)。希望者は、無料のグループレッスンをさらに2時間受講することも可能。徒歩圏内の宿泊施設の利用料込みで4週間20万円以下のコースもあります。フロアによりWi-Fiが繋がらないところがあることが不満でしたが、それ以外は勉強に集中できる、よい環境が整っていてコスパの高さに満足しています。
オンラインとオフライン授業の組み合わせで効率よく能力アップ
QQ Englishの学校には3週間、さらに6週間、合計9週間通いました。 日本にいるときは週5~6回オンライン授業を受講して、まとまった時間がとれるときは、フィリピンのルソン島北部の「バギオ」に6週間、「パラワン島」に3週間留学。滞在先でできたコネクションを活かして語学学校をハシゴしました。
どこの学校に行ったとしても、新しい環境に慣れるのに1週間、耳が慣れるのに2週間。それから英語脳で考え始めるようになると感じました。つまり、本気で語学を習得したい人は長期滞在することが必要ということです。 また、どこの学校でも優秀な先生、良くも悪くもない先生がいて、自分の語学能力が他の生徒より高ければ、優秀な先生を付けてもらいやすく、そうでなければ、そこそこの先生から学ぶことになります。
留学しても、滞在できるのは長くて3ヶ月ほど、留学を終えて実社会に戻ると英語から離れてしまう人も多いと思います。せっかく身に付けた語学力を落とさず、磨き続けるには帰国後もオンラインで続けることが必須です。私の場合は、現地で出会った優秀な先生を選び、帰国後もオンラインで授業を受けるようにしました。
しっかりとした語学能力を手にするためには、オンラインとオフラインの両方を組み合わせ継続することがベストといえます。
まとめ
http://ubukata-tadashi.com/archives/2823/
旅をするのに語学力は必要だと改めて思いました。語学力を維持するのには、継続が大事なので、オンライン等を利用していきたいと思います。
はい、せっかく時間とお金をかけていた語学力を忘れてしまっては本当にもったいないです。