億万長者の旅ブログ(フィリピン)

セブ留学VSバギオ留学VSパラワン留学 エリアの特徴

私は、セブ島にある日本人経営の「QQ English」に9週間。ルソン島バギオにある「ストーリーシェア」に6週間。パラワン島プエルトプリンセサにある「EIDES」に3週間の留学をしました。
今回は各学校までのアクセスとエリアの特徴についてお伝えします。

QQ English in セブ島

QQ English の大きな特徴は、海に面したリゾートホテルをキャンパスに変えた「シーフロント校」とセブの中心地「ITパーク校」各校舎300名を収容できる巨大な学校であることです。
私は2度留学しましたが、通学したのが「ITパーク校」だったため、こちらのキャンパスに絞ってお伝えします。

「セブは島なので狭い」と思っていましたが、面積は神奈川県の2倍。おまけに、空港のある場所はセブ島と橋で繋がれたマクタン島。空港から学校の在るITパークまではタクシーで1時間かかります。
セブの人口は300万人以上。中心街は高層ビルが立ち並び東京都内と見間違うようなところもありますが、エリアによってはスリなどの犯罪に巻き込まれる可能性の高い貧民街も存在します。
キャンパスのあるITパークは、国内、海外の大企業が支社を置くキレイなオフィス街です。日本料理屋、フードコート、ドラッグストアなど24時間営業のお店がある他に、整備された公園はセブ最大の夜市が開催されとっても活気があります。さらに、昨年12月にアヤラ財閥の巨大ショッピングモールが完成したことで利便性が高まりました。

ITパークの1番の特徴は、銀行強盗などの凶悪犯罪が起きた場合、出入り口のゲートが全て閉鎖されエリア内から犯人が出られないように治安が管理されている点です。

凶悪犯罪が発生すると、町のゲートが閉められるITパーク(撮影:生方正)凶悪犯罪が発生すると、町のゲートが閉められるITパーク(撮影:生方正)
QQ English シーフロント校(撮影:生方正)QQ English シーフロント校(撮影:生方正)

ストーリーシェア in バギオ

マニラからバギオまでは高速バスで5~8時間。南のターミナル駅エドサ周辺にあるパサイバスターミナルを使うと便利です。バギオ路線は、多くのバス会社が運航しているので待つことなく乗車することができました。料金は495ペソ(1240円)。

マニラから250㎞北に位置するバギオの人口は34万人。標高1500mの高地に在るため南国のフィリピンといえど平均気温20℃、夏の軽井沢といった気候です。
エアコンが不要、周辺が野菜の一大生産地になっているなど諸々の理由により物価が安く学園都市になっています。また、治安も安定しているので昔から親子留学先としても人気があるエリアです。
しかし、デメリットとしては、山岳地帯にあるため「至る所に坂がある」「雨がよく降る」「雨季にはカビが発生する」などが挙げられます。

私が学んだバギオ校舎は生徒の90%が日本人でしたが、敷地内では英語を使うことが厳しく義務化されていたので、授業以外でも英語を使う機会は多かったです。校舎と食堂、宿泊施設が一体型のこじんまりとした学校だったため移動も最小限で済み英語に集中する環境が整っていました。
学校から見える山並みがとってもキレイで懐かしく思います。

バギオ住宅街(撮影:生方正)バギオ住宅街(撮影:生方正)
校庭の机で授業を受けるのも自由(撮影:生方正)校庭の机で授業を受けるのも自由(撮影:生方正)

EIDESインターナショナル in パラワン島

東京からマニラまで約5時間のフライト。入国審査後に国内線に乗換えてさらに1時間。パラワン島の玄関口、プエルトプリンセサ国際空港に到着。私は、学校のピックアップサービスとホテルの送迎を利用したので無料でしたが、空港から中心街までバイクを改造したトライシクルで20分。道路状況にもよりますが200ペソ(500円)で済むはずです。

州の人口は21万人。町の中心街でも日本の人口10万人の地方都市といった雰囲気です。
ショッピングモールが2~3ありますが、それ以外はローカルのお店が建ち並んでいます。外国人が多くないので、レストランやマッサージ、洋品店など、値段を誤魔化されることもありません。南国のゆったり気質の優しい人が多い印象です。

学校のある場所は州庁の向かい。宿泊場所は学校が提携している徒歩5~6分のホテル。朝食付きで1泊2000円程度。他の英語学校で最も優秀だと思っていた先生が立ち上げた学校で、その時点の教師は2人だけでした。しかし、私の伸ばしたい部分も苦手な箇所も把握してくれているので、1日6時間、効率よいカリキュラムを組んでもらい語学力を高めることができました。
また、パラワン島は飛び切りキレイなビーチがあることで有名です。連休を利用して「エルニド」「アンダーグラウンドリバー」など世界遺産を旅行することもできます。

プエルトプリンセサ中心部(撮影:生方正)プエルトプリンセサ中心部(撮影:生方正)
世界遺産 アンダーグラウンドリバー(撮影:生方正)世界遺産 アンダーグラウンドリバー(撮影:生方正)

まとめ

東京、北海道、沖縄、同じ日本ですが、訪れた先により印象は大きく違うはずです。
フィリピンも訪れる場所により治安や物価、人柄やアクティビティーが大きく変わります。
どの土地もいい所、悪ところがありますが、悪いできごとを事前対策して臨めば、いい経験ばかりをすることができます。
留学先を決める前に、その土地でどんな時間を過ごしたいのか、何ができるのか?情報収集に時間をかけることがとても大切です。

3校で学んだからこそ見えてきた授業の違いについて次回はお伝えいたします。

セブ留学VSバギオ留学VSパラワン留学、学校や授業の違い私は、セブ島にある日本人経営のマンモス校「QQ English」に9週間。ルソン島バギオにある「ストーリーシェア」に6週間。パラワン島プ...
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生方 正
生方正(うぶかた ただし) 明治大学サービス創新研究所研究員 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで「億」の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 著作:「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」(あさ出版)、「攻めの節約」(WAVE出版) 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 掲載:「PRESIDENT」「女性セブン」「SPA」「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「からだにいいこと」「アゴラ」「小学館8760」「AERA」「家主と地主」他 多数 YouTube:「本要約チャンネル」「フェルミお金大学」「越境3.0」「隣の金持ち探偵団」「【特撮と投資】ルネ岩田」「時間管理の専門家 石川和男の 『ビジネスパーソン・チャンネル』」「【沖本るり子の大部屋『著者の本棚』」「インベスターズTV」「朝カツ大盛り!!YouTubeライブ」         

POSTED COMMENT

  1. 宇海 より:

    フィリピンといっても場所によって雰囲気が違うんですね!
    留学を考えているので、学校だけでなく留学先の街も調べようと思いました

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