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バケットリストを書いて20年!やっと見えてきた「書き方のコツ」

バケットリスト

自分が生きている間に実現しておきたいことを書きとめたモノを「バケットリスト」(Bucket List)と言います。私は25年前から、実現したいことを見つけたとき、手帳に書きとめ、時々見返すことをしていました。
「その習慣が功を奏して経済的自由人になれた」と言い切ることはできませんが、何かしらプラスの効果があったと考えています。
今回は、私が25年間模索してたどり着いた「バケットリストの書き方のコツ」についてお伝えします。

1.理想的なバケットリストの書き方は6:3:1

死ぬまでにやっておきたいことを一覧にまとめたものをバケットリストといいます。
リストに書ける数に制限もなく、実現可能、不可能に関係なくやりたいと思ったことを付け加えるリストです。
投入できる資金や時間、人脈にも捕らわれる必要もなければ、人や組織の都合も考えなくていいので「ビルゲイツと食事する」、「海底6000mの世界を見る」といったようなことを書くことも自由です。
しかし、実現が難しい絵空事ばかりをリストに書いていると、達成される可能性が薄いためリストを見返すことをしなくなります。
逆に、「友人から薦められた映画〇〇〇を見る」、「駄菓子屋で大人買いをする」といったような実現可能なことばかりを書いても面白味がなくリストを追記することを楽しめません。
私の場合は、「ラーメン次郎を食す」といった実現可能なこと6割、「バリのアニキに会う」といった背伸びをすれば叶うこと3割、「宇宙空間から地球を見る」といった絵空事1割の比率で記入するようにしています。
基本的に現実主義的な性格のため、あえておカネや時間、人脈の制限を外さないと達成できないことを入れることで、リストに面白味を持たせるようにしています。

2.バケットリストの記入は年ごとに変わる手帳でなく、専用のノート

私がバケットリストを書き始めたのは25年前、まだ、インターネットが普及していない時代でした。
主な情報源は、書籍や雑誌、テレビ。
実現したいことを見つけたとき手帳に記入するようにしていました。しかし、手帳に記載していると年が変わる度に新調されるので、過去に書きとめたことをなかなか見返す機会はなくなります。
そんなわけで、感動してリストに加えたが、確認すると数年前に記入したモノと重複していたなんてこともしょっちゅうありました。
そんな過ちを20年以上繰り返していましたが、3年前にアーリーリタイアしたのを機に、やりたいことをエクセル表にまとめました。
本来であれば、手書きの方が書いたことを意識できるので達成率が高くなるといわれていますが、字が下手なので、見返したときに解釈違いをしないためにパソコン入力を選びました。
エクセルで記入することで、修正や追記が楽にできるばかりか、専用のノートを作らなくていいうえにノートの保管に気をつかわなくていので満足しています。
パソコン、スマホを持っている方で、まだ、バケットリストを作成されていない方はおカネがかかることではないので、是非、着手してみて下さい。

3.大量のやりたいことはカテゴリー別に分けて「リスト管理」

実施したいことがリストに加えられるスピードは人により違います。
1カ月1個記入する人は1年に12個。週に1個追記する人は1年で52個。10年で520個増えることになります。
記入したリストも100項目を超えると見返すときに時間がかかり、段々と探すのが面倒になってきます。そんなときは、思い切ってカテゴリー別に分けて記入するように書き換えて下さい。
私の場合は下記のように分けています。
⑴「読書する書籍」‥‥半グレ(草下シンヤ)[彩図社]、happy money(本田健)[フォレスト出版]、etc
⑵「読むマンガ」‥‥ゴルゴ13全巻[小学館]、鬼滅の刃全巻[集英社]、etc
⑶「視聴する映画やドラマ」‥‥プリズン・ブレイクコンプリート版[FOX]、etc
⑷「旅行、体験」‥‥モンゴルで馬乳酒を飲む、マカオタワーでバンジージャンプ、etc
※「旅行、体験」は「国内」、「各大陸」分けしています
⑸「健康」‥‥週に1度ヨガをする、週に1回以上温泉かマッサージに行く、etc
⑹「メディア露出」‥‥書籍を出版する、芸能人と一緒にテレビのお仕事をする、etc
⑺「講演」‥‥TEDで講演する、大学で講義する、etc
人それぞれ、リストに加えるモノが違うので、効率のよいカテゴリー分けは変わってくると思いますが、項目を10種類に分けられたらスッキリして、とっても見やすくなるはずです。

4.夢が叶った後はリストに取消し線と日付を入れる

夢が叶った項目は、達成日と取消し線を入れるようにしています。達成されたモノが解るようにしておくことで未達成の項目に注意を振り分けられるようになります。
また、バケットリストに付け足したキッカケをくれた人を憶えている場合は、教えてくれたことに感謝すると共に、達成したことを伝えるようにしています。
不動産投資に関する本を18冊書いている投資家から、オススメ映画を聞いたことがあります。実際に視聴したのは、話を聞いてから1年後でしたが、それでも感想と感謝の言葉を伝えたことで、今ではメッセンジャーでやり取りできる人間関係を築くことができました。

最近は自分のバケットリストをSNSで発表し合うコミュニティもあります。
人の発表したモノを自分の目標に取り入れる。気が合う仲間と力を合わせて一緒に達成させる。既に目標を達成した人からやりかたを聞くなど、コミュニティの力を使うことで達成率はグッと高まるばかりか、喜びも増すことになります。

まとめ

バケットリストは、書き加えたリストが実現できなかったからといって、他人から責められることもありませんし、自分で落ち込む必要もないモノです。
自分の夢を書くことを継続するだけで、自分のやりたいことが洗い出され、行動の優先順位が見えてくる優れた習慣です。
書いたことがない人はもちろん、現在、筆が止まっている人も、取り組んでみるのは如何ですか?

ノートにアイデアを記入する女性
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ABOUT ME
生方 正
生方正(うぶかた ただし) 明治大学サービス創新研究所研究員 高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり、インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練など多くのミッションに参加。 撮影した写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資等を実施することで「億」の資産を築く。  入隊時の目標であった「南極に行く」「幹部自衛官になる」「億万長者になる」をすべて達成した現在は、アーリーリタイアを遂げ、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 著作:「高卒自衛官が実現した40代で資産2億円をつくる方法」(あさ出版)、「攻めの節約」(WAVE出版) 朝日新聞社Webメディア「telling」にて『ミレニアル女子のための「新しいお金との付き合い方」101のルール』を連載。 オンライン授業Schooでお金に関する授業を担当。 会員数900万人 ママ向けメディア「ママスタセレクト」では、生活コスト削減コンサルタントとして節約情報を配信中。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」 ラジオ出演:NHK第1「小藪とみちょぱのとりしらベイビー」他 多数 掲載:「PRESIDENT」「女性セブン」「SPA」「日刊ゲンダイ」「マネー現代」「からだにいいこと」「アゴラ」「小学館8760」「AERA」「家主と地主」他 多数 YouTube:「本要約チャンネル」「フェルミお金大学」「越境3.0」「隣の金持ち探偵団」「【特撮と投資】ルネ岩田」「時間管理の専門家 石川和男の 『ビジネスパーソン・チャンネル』」「【沖本るり子の大部屋『著者の本棚』」「インベスターズTV」「朝カツ大盛り!!YouTubeライブ」         

POSTED COMMENT

  1. モーモーさん より:

    バケットリスト、エクセルでできるのなら管理も簡単ですし、コストもかからないですね
    一度やってみます^_^

  2. 宇海 より:

    絵空事ばかりをリストにしているからあまり見返していないということに気づきました。紙に書いていたので、エクセル表 にする際に、リストの内容も6:3:1を意識したものにしようと思いました。

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